あなたは何を入れる?カレーの隠し味

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カレーライスは多くの家庭でよく作られるメニューのひとつではないでしょうか。カレーを作るとき、隠し味として何か入れていますか?りんごやチョコレート、インスタントコーヒー・・・試したことはなくても、隠し味として有名なものも多いですよね。カレーの隠し味のバリエーションを調べてみました。

カレーの隠し味

カレーの隠し味としてよく聞くのはリンゴ、牛乳、ヨーグルトあたりでしょうか。

リンゴはカレールウの商品にも使われていることも多く、カレーに甘みをプラスしてくれます。牛乳やヨーグルトなどの乳製品は、カレーの辛味をまろやかにしてくれますよ。

カレーの隠し味に求められるのは、辛味をまろやかにする効果が多いようですが、逆に辛味をプラスするための隠し味もあります。ニンニクやしょうがなどは、カレーをパンチのある味にしてくれます。

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甘み リンゴ、人参など甘みのある果物・野菜
まろやかさ 牛乳・ヨーグルトなどの乳製品
辛み ニンニク・ショウガなどの薬味

他にも手軽に試せるものとしては醤油、ソース、ケチャップなどの定番の調味料や、チョコレートやインスタントコーヒーなどがあります。カレーは辛味を強く感じる料理なので、少しくらいの冒険なら大きく味が変わることもないので失敗が少ないと思います。

本格的な風味を増す隠し味の選び方

カレーを美味しく作るには

がポイントです。どこに味を特化するのかを考えて、隠し味を入れるようにしたいですね。

香りを生かした隠し味

ニンニクやショウガ、香辛料を足すことで、パンチを効かせたカレーに仕上がります。辛いカレーなら唐辛子を入れてもいいですが、唐辛子だけでは単調な辛味になってしまいがち。唐辛子よりもスパイスを使った方が風味のあるカレーに仕上がります。

カレーでよく使われる香辛料は

などがあります。

【GABAN/ギャバン】手作りのカレー粉セット

最初はスパイスセットを購入して、自分で好みの味を探してみるといいかもしれませんね。

甘めでまろやかにする隠し味

お子様がいる家庭では甘めのカレーの方が人気ですよね。定番のリンゴ、はちみつはもちろん、すりおろしたバナナを入れるとなめらかに仕上がります。

野菜ジュースやトマトの缶詰は煮込む時に水の代わりに使用することで、甘みと深みを加えてくれます。

《ヒカリ》野菜ジュース 無塩

野菜ジュースを選ぶときは、無塩タイプを選んだ方が味に失敗が少ないと思います。私は手元に無塩の野菜ジュースがないときは普通のを使っちゃうけどね!

カレーの隠し味として意外なのが砂糖。味覚において、甘みは舌が最初に感じるものです。甘みをしっかり感じたのちに、カレーの苦味と辛みを感じることで味の深みを感じることができます。

味の深みを出す隠し味

牛乳やヨーグルト、バターなどの乳製品を入れると、甘みとコク、まろやかさが出ます。

チョコレートやインスタントコーヒーもコクを出すのに便利ですが、入れすぎると味のバランスが崩れてしまうので注意が必要です。

まだ試したことがないのですが、オイスターソースを隠し味に入れるのもいいそうですよ。オイスターソースを入れることで、一晩寝かせたような落ち着いた味のカレーに仕上がるそうです。

さっぱりしたカレー

ヨーグルトやトマトなど酸味のある食材を入れると、さっぱりして食べやすいカレーになります。

ヨーグルトは肉を浸け込むことで柔らかくする効果もあります。先に肉に漬け込んで、そのままカレーに使えば一石二鳥ですね!

ご飯にひと工夫

カレーに合うごはんは、いつもよりちょっと固めに炊いたほうが合います。目安としては通常よりも水をマイナス10%。炊きたてではない古いごはんを使うのもありかな?

ごはんは炊き方を変えるだけでなく、ちょっとひと工夫するといつもと違ったカレーが楽しめます。例えばご飯にコショウをかけるだけでも、味が引き締まりますよ。


カレー屋さんのかくし味 サフランライスの素

カレー屋さんで見かける黄色いサフランライスも、市販のものを使えば家庭で簡単に作れますよ。カレーだけでなく、ライスに工夫を加えるのも違った風味が楽しめそうですね。

憧れのナン!

カレーに付けて食べる「ナン」って特別って気がしませんか?

自宅でも作れるけど、冷凍タイプを使えば気楽に楽しめますよ。


★チーズのたっぷり入ったナン

カレー専門店の本格的なナンなら、気分ももっと高まりそう!ナンを楽しむなら、カレーは辛めの方がオススメです。

隠し味の落とし穴

隠し味は入れるほどに美味しくなるというイメージがありますが、その考え方は間違い!隠し味を入れるほどに味のバランスが崩れる場合もあります!

特に市販のカレールウを使うときには注意が必要です。市販のカレールウはそれだけでおいしく食べられるようにと、完成された味のバランスが作られています。そこにむやみに味を加えることで、味のバランスが崩れてしまうのです。

「隠し味を入れる=美味しくなる」というイメージがありますが、入れ過ぎには注意が必要です。

この記事の評価

★★★★☆

  
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