ドミニクアンセルベーカリーのクッキーショットを自宅で食べた
ずっと気になっていたドミニクアンセルベーカリーの「クッキーショット」を初体験しました。インスタ映えすると言われる見た目のスイーツは、食べにくいのが一番の問題です・・・
ドミニクアンセルベーカリーのクッキーショット
愛知県民です。
「ドミニクアンセルベーカリー」と言われても、まったくピンと来ません。
ですがJR名古屋タカシマヤのバレンタイン催事『アムール・デュ・ショコラ』に出店するようになって、存在を知りました。
何なんですか、クッキーショットとかいうスイーツ!!クッキーをカップにするとか・・・よく思い付いたよね!
ドミニクアンセルベーカリーは元々はニューヨークのお店だそうですが、日本には表参道と銀座にしかないんですよね。道理で流行にウトイ私が知るわけがなかった。。。
JR名古屋タカシマヤだと連日長蛇の列
バレンタインシーズンになると、名古屋タカシマヤにもドミニクアンセルベーカリーが出店します。
しかし名古屋タカシマヤのバレンタインは「日本一の売り上げ」と言われているので、それに比例して混雑がすごいです・・・軽い気持ちで買い物しようと思うと、あまりの混雑に慄いてしまいます・・・
もちろんドミニクアンセルベーカリーも連日長蛇の列。
人混みも行列も苦手な私には、ちょっと行きにくいのです。
バレンタインでもテイクアウトあり
2018年のバレンタインでは、ドミニクアンセルベーカリーはフローズンスモアなる新スイーツを引っさげて出店しています!
気になるから姉と行ってみようと挑戦したものの、開店30分後には見事な列が完成されていたので諦めてしまいました・・・
今年もドミニクアンセルベーカリーを食べられないんだ・・・
そう思っていたら、友人がプレゼントをくれました!
クッキーショット・・・!
ていうか、クッキーショットって持ち帰り用のがあったんだね!知らなかったよ!
ピンク系でまとめたパッケージがかわいいです。
フタを開けてみると、こんな感じ。
クッキーとミルクが入っています。パッケージに書かれている通りの位置ですね。
これがクッキーショットかぁ・・・
頂いたのは「スニッカードゥードゥル」という商品名。シナモンクッキーに、ストロベリーミルクという組み合わせです。
家庭でのクッキーショットの食べ方
クッキーショットは、クッキーのカップの中にミルクを注いだものだと知っています。なので最終的な形状はわかるのだけど・・・そのままミルクを注げばいいかというと、そうではありません。
まずはクッキーを温める必要があるそうです。温かいクッキーと、ひんやりミルクの組み合わせということですね!
クッキーはオーブントースターで温める
クッキーを温める必要があるのですが、温める時は電子レンジはNG!なんですって!
オーブントースターで20秒温める、そうです。
電子レンジがNGなのは、クッキーの内側が溶けてしまうから。
しかしオーブントースターで20秒って・・・そんな短い時間で温まるの??(疑問)
考えていても仕方ないので、やってみましょう!
クッキーのグラスを観察
クッキーショットを食べるのが初めてなので、温める前に思わずカップをじっくり観察してみました。
内側の白いのが何なのかと思っていたけど、お砂糖みたい。指で触ってもザリザリしていました。砂糖が塗ってあるから、ミルクを入れてもグラスとして使えるのですね。
「電子レンジで温めると溶ける」というのは、砂糖のことですね!
外側もじっくり。
ザクザクした、キメの粗いクッキーのようです。
1カ所、内側の砂糖が透けている部分があって・・・ミルクを注いで大丈夫なのか不安に思います・・・
手にしてみると、重いような軽いような・・・
でもおチョコみたいな気分になってきます。クッキーだけど。
ストロベリーミルクも気になる
クッキーのグラスが気になって思わず観察してしまいましたが、ミルクも気になっています。
だって、すごい分離・・・
ていうかすごい色してない?大丈夫?子供用のお薬みたい。むしろ色的には絵の具なんじゃないかとさえ思えてきます。
あまりイチゴ味のモノを食べないので、やたら警戒してしまいます。
ボトルをナナメにしたら何となく混ざった感じがしたので、思いっきり振ったら簡単に分離はなくなりました。ほっ。
クッキーグラスを温めよう
思わずクッキーとミルクをじろじろ観察しちゃいましたが、そろそろクッキーショットに挑んでみようと思います!
オーブントースターで20秒・・・そんな短時間で温まるのか半信半疑です。
先にオーブントースターを温めておいて、クッキーを投入!
見た目的には特に変化はありません。
しかし手にしてみると・・・焼きたてクッキーらしくじんわりとバターが染みだしています!20秒でもちゃんと温まっていました!
ミルクを注ぐ
クッキーを温めたら、遂にミルクを注ぐのですよね。緊張!
ひとりで撮影するには、これが限界でした・・・
ドボドボとミルクを入れて
完成!これがウワサのクッキーショット!!
ミルクは2/3以上余りました。
クッキーショットは食べにくい
クッキーショットの生みの親、ドミニク・アンセルさんは「クッキーと牛乳の両方を少しずつ食べていく」というスタイルをオススメしているそうです。
一気にミルクを飲みきっちゃうのも淋しいし、私も無意識にそうやって飲み&食べるスタイルになっていました。
ともあれ、まずはミルクを一口。
・・・おいしい。
すごい色をしていたから合成着色料バリバリな味をイメージしていたけど、やわらかい甘みを感じつつ、サラリとした口当たりです。クッキーは温めますが、ミルクはひんやりしているギャップも心地いいですね。
ある程度飲んだら、クッキーを一口。
うーん・・・シナモン・・・(私はシナモンが苦手)。間違いなくシナモンだけど、風味程度なので言うほど気にはなりません。
しっかりした厚みがあるので、食べごたえのあるクッキーです。生地自体は甘さは控えめで、グラスの内側の砂糖コーティングで甘みを感じます。
私はシナモンが苦手なので好みの味ではないのですが、おいしいクッキーだということはわかります。
ミルクもクッキーもおいしい。でも、いかんせん、食べにくい・・・
ミルクを飲んで、クッキーをチマチマ食べて、ミルクを飲んで・・・結構大変!
私は自宅で食べたからいいものの、これをお店のイートインで食べるのは結構大変だと思う。
父には好評
私には「食べにくい」という感想が強く残ったクッキーショット。珍しいもの好きな父にも少し食べてもらいました。
「俺、結構好きだ」
これは父がおいしかった時に言う言葉です。おいしかったそうです。
父はクセのある味が好きなので、シナモンクッキーがよかったのかもしれません。クッキーショットは、「インスタ映えメインの、食べにくいだけのスイーツではない」という結論になりました。
今回はシナモンクッキー&ストロベリーミルクのフレイバーでしたが、機会があれば違うフレイバーも試してみたい気がします。
★この記事の評価★
★★★☆☆