おいしい料理で楽しむ節分
みなさんの家庭では節分を行いますか?節分は福豆を食べたり、恵方巻きを食べたり、更にはイワシの料理を食べたりと、実は「美味しい」行事なんです。節分ならではの美味しいメニューを楽しんでみませんか?
節分の食べ物
福豆
ご存知のように節分には豆まきを行います。豆を撒くことで家に入った邪気を払うのです。この邪気というのが「鬼」に例えられることから、豆まきの時には鬼のお面が使われるようです。
豆まきに使う豆は一般的には炒った大豆を使うことが多いですが、地域によっては殻付きの落花生を使うところもあります。落花生を使う地域は北海道・東北・北陸・南九州があります。南九州で使われる理由はわかりませんが、北の方で多く使われているのは落花生が高カロリーであることも理由であるそうです。大豆を撒くと思いがけない隙間に入り込んで掃除が大変であったり、衛生的にも心配な部分がありますが、落花生だとその点は安心ですよね。
福茶
福豆は自分の年齢分食べることで、体が丈夫になり、一年の無病息災を願う意味合いがあります。しかし年齢を重ねるほどに食べる豆の数が多くなり、食べきるのも一苦労。その場合は福茶を作るのも気分が変わっておすすめです。
福茶の作り方
【材料】(湯のみ一杯分)
- 福豆…3粒
- 塩昆布…適量
- 梅干し…1個
【作り方】
湯のみに材料を入れ、熱湯を注ぐだけ!
梅干しと塩昆布の塩味と、香ばしい福豆がよく合います。梅干しを焼いて入れるところもあるそうです。お湯の代わりにほうじ茶や玄米茶を使っても、風味が変わります。
昆布は「よろこぶ」、豆は「まめまめしく働く」という意味があります。豆の数が「3」というのは、縁起のいい吉数だからだそうです。梅は縁起のいい花としても有名ですよね。縁起のいいものがたくさん詰まった福茶を飲めば、一年間いいことがありそうです。
恵方巻き
近年すっかり節分の定番となっている恵方巻きは、元々は関西圏の風習だったそうです。「恵方巻き」は他に「丸かぶり寿司」「恵方寿司」「吉方巻き」という呼ばれ方もあります。
恵方巻きはその年ごとの恵方を向いて、無言でまるごと食べるのが正しい食べ方です。巻き寿司を使うのは「福を巻き込む」、まるごと食べるのは「縁を切らないため」という意味があるそうです。しかし実際に巻き寿司を切らずに、ひとりで食べきるのはなかなか難しいもの。正しい食べ方ではなくなってしまいますが、食べやすいサイズにカットして家族全員で楽しむのもいいですよ。
恵方巻きの具材
恵方巻きに使われる具材は、七福神にちなんで7種類使うのが正式なものだそうです。きゅうり、かんぴょう、でんぶ、玉子、しいたけ、穴子、高野豆腐と、なかなか豪華な巻き寿司です。
とは言っても具材に関してもそこまで神経質にならず、自分の好きな具材の巻き寿司を楽しむのが一番ですね。しかし丸かじりをする場合は、海鮮などのボリュームたっぷりのタイプは避けた方がいいかもしれません。
海鮮恵方巻き恵方巻きはスーパーだけでなく、コンビニでも販売されます。しかし太巻きは自分で作ることもできるので、これを機会に挑戦してみるのも楽しそうです。
イワシ
節分の日には、玄関にヒイラギとイワシの頭を飾るとされています。その習慣から、西日本では節分の日にイワシを食べるそうです。イワシにはEPA・DHA・カルシウムが多く含まれており、節分に食べることで体の厄除けの効果も得られます。
イワシは生で食べるのはもちろん、塩焼きやつみれ、更には洋食にも使いやすい食材です。せっかくなので節分にイワシを食べてはいかがでしょう?
節分スイーツ
節分の食べ物は多くありますが、せっかくならデザートまで楽しみたい!節分をモチーフにしたデザートも結構ありますよ。
恵方巻き・ロールケーキ・3本セット福豆を参考に豆を使ったものや、TVでも紹介された恵方巻き風のロールケーキ!甘いものが好きな人は、恵方巻きよりもロールケーキの方がぺろりと食べられちゃうかも?!
ロールケーキは手作りしやすいので、市販のスイーツを参考に作ってみてもいいかもしれませんね。本格的なロールケーキを作るのは手間がかかるけど、ホットケーキやクレープなら誰でも挑戦しやすそうです。
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★★★☆☆