魚焼きグリルでクッキーが焼けるか試してみた
魚焼きグリルでクッキーが作れないかな?急に思い立って、挑戦してみました。お菓子作りをするのも久しぶりだし、本当に魚焼きグリルがお菓子作りに活躍できるのか、ドキドキです。
手作りクッキーが食べたい
自画自賛とは思いながらも、自分の作るクッキーがおいしいです。
しかし我が家は大昔のガス式のオーブンしかありません。使えなくもないけど軽く爆発を起こしたこともあり・・・正直あまり使いたくはないのです。
そこでふと思い付きました。
魚焼きグリルでクッキーは焼けるのか?
オーブントースターで焼いたクッキーは火力が足りないのかおいしくありません。電子レンジのオーブン機能もイマイチ信用できません。
そこで魚焼きグリルが使えないかと、思い立ちました。
魚焼きグリルでお菓子が作れる
自分のイメージだけで挑戦する勇気はないので、まずはネットで検索!便利な世の中ですね!
「魚焼きグリル クッキー」で検索!
・・・うん、まさかとは思ったけど、本当に魚焼きグリルでクッキーが焼けそうです。いろんなサイトを見てみるとクッキーだけでなく、ブラウニーやバウムクーヘンも魚焼きグリルで作っている人がいるようでした。
魚焼きグリル、すごい・・・!
魚焼きグリルのすごいところ
調べてみてわかったことは、魚焼きグリルを使うと
- 短時間で焼ける
- サクサク食感に仕上がる
といったメリットがあるそうです。素晴らしいですね!
しかし、
- 焦げやすい
- 高さのあるものは焼けない
- 焼きムラができやすい
といったデメリットもあります。
私がいま作りたいのはクッキーなので、高さに関しては問題ないですね!
焦げやすいというデメリットはアルミホイルをかぶせることで対応できるようでした。これはオーブンでお菓子を焼く時と同じですね。
焼きムラに関しても、私が使ったことのあるオーブンは大昔のものなので焼きムラができました。焼きムラはお菓子の向きを変えれば解決できます。
ちょっと手間がかかるけど、魚焼きグリルで焼くことのデメリットは私にとっては気にならない範囲です。
魚焼きグリルでクッキーを焼く時の注意点
魚焼きグリルを使ったクッキー作りをしているサイトを色々見た結果
- アルミホイルにサラダ油を塗る
- 生地を並べる感覚を空ける
- 焦げやすいので、こまめに焼き具合をチェックする
などがポイントのようです。
オーブンでクッキーを焼く時、クッキングシートを敷くこと多いのですが、魚焼きグリルだとクッキングシートは燃えてしまうそうです。そりゃあかん!!
- クッキングシートの使用はNG
ここら辺の注意を気を付けて、挑戦してみます。
我が家の魚焼きグリル
我が家で使っているグリルは、ガスです。
何の変哲もない、年季の入ったボロっちいグリルです。
魚焼きグリルは使う度に父が熱心に掃除をしているのでニオイは気になりません。しかし窓部分は拭いてもキレイにならないので、放置状態。
本当にここでクッキーを焼いていいのかと、心配もあります。
魚焼きグリルでクッキーを焼く
今回使用したクッキー生地は、ネットで検索した簡単そうなもの2種類。
ちょっと前に「ラングドシャってどう作るんだろ?」と思い立って調べた時に、「卵白と、同量の材料を混ぜるだけ」というのを見ていました。なのでひとつはラングドシャで決定。
もうひとつは抹茶クッキー。ラングドシャには卵白だけを使うので、残った卵黄で作れるレシピで探しました。
ホットケーキミックスを使ったクッキー生地も多く見かけたのですが、家にはホットケーキミックス自体がなかったです。とにかく簡単に作りたいという人は、ホットケーキミックスを使ったレシピを使うと便利だと思います。
さて、生地を作ったので、まずはラングドシャから焼いてみます。
アルミホイルにサラダ油を塗る・・・とあったのですが、オリーブオイルを塗りました。油なので効果は変わらないと思います。
オリーブオイルを塗りながら、クッキングシートの便利さを実感しています・・・塗るのメンドクサイ。
生地は詰め込みすぎないように、空間をあけて並べました。ラングドシャは本来なら絞り袋を使った方がいいかと思いますが、そんなものはないのでスプーンで生地を落としています。
魚焼きグリルクッキーを作っているサイトは「グリルによって焼き時間が変わります」という説明がされていました。確かに魚焼きグリルは片面焼きと両面焼きタイプがあります。火力に大きな差が出そうですもんね。
「弱火で4分、アルミをかぶせて4分」と記載しているサイトがありました。心配なので弱火3分で確認。
生地が溶けて、クッキーっぽい雰囲気!でもこれでは焼き色が足りません。
1分追加。
焼き色が付きましたね。
魚焼きグリルは場所によって焼き具合にムラが出ます。我が家のグリルの場合は中央部分はこんがり焼けるけど、外側は焦げにくいようです。
クッキーの位置を変えて、更に1分!
一気に焼けた・・・
これですよ、魚焼きグリルの危険なところは!目を離すとすぐに焦げることもあります!
焦げやすい生地にはアルミホイルを被せてあげる方がいいですね。あとはこまめに状態チェックがポイントになりそうです。
でも、何とかラングドシャは完成。私が思っているラングドシャとは違って、妙に盛り上がった形状になったけど・・・完成です(言い切り)
魚焼きグリルで抹茶クッキーを焼く
ラングドシャが焼けたので、続いて抹茶クッキーを焼きます。
手順は同じ。
でも予熱が残っていると思ったので、焼き時間は少し短くしました。
生焼け・・・!
確かに生地を取り出した時にふにゃふにゃしてると思ったけど、きちんと焼けていません。
この後アルミホイルを被せて追加焼きもしたけど、思うように焼けず・・・電子レンジで加熱しました。(別のサイトで電子レンジで追加加熱しているところがあったので、参考にしました)
おお・・・加熱された・・・!
魚焼きグリルで焼き色を付けて、電子レンジで中心部を加熱・・・という手もいいかもしれません。でも電子レンジで加熱したら、抹茶の風味が消えた気もします。
手軽さか、風味か・・・悩むところですね。
魚焼きグリルクッキーの感想
抹茶クッキーはラングドシャよりも厚みのある生地だったのが、失敗の原因かと思います。もっと生地を薄めにするか、アルミホイルをかぶせて焼く時間を長くするか。。。
予熱もうまいこと使えたら、うまくいく予感はします。
魚焼きグリルクッキーを極めるには何度か挑戦しないと難しそうです。
でも我が家の場合、旧式のガスオーブンの準備をすることを考えると、いつでも手軽に使える魚焼きグリルは断然便利。機会を見て、また魚焼きグリルクッキーに挑戦したいと思っています。
ちなみに今回作ったラングドシャは家族には不評で(私はおいしく思ったのに・・・)、抹茶クッキーは褒められました。おいしくて簡単なクッキーレシピも探していきたいと思っています。
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