辛くならない 大根おろしの作り方
大根おろしを作って、「辛い!」と涙した経験はありますか?大根おろしは辛味がおいしいのだけど、あまり辛すぎると食べにくいですよね。辛くない大根おろしを作るときのコツを覚えて、美味しい大根おろしを作りましょう。
辛くない大根おろし
辛味が魅力の大根おろしですが、あまり辛くても食べにくいものです。辛くない大根おろしを作るコツを知っていますか?
大根おろしに使う部分
大根は葉の付いている「くび」の方を使います。根の方を使うと、ツンとした辛味が出やすいです。
また、大根の皮の部分に絡み成分があるので、大根の芯の部分を使うようにすると辛味が減らせます。ちょっと勿体ないけど、大根おろしを作る時は皮は厚めに剥いた方がいいでしょう。
大根のおろしかた
大根おろしはおろし金に対して垂直に、円を描くようにします。大根を斜めにしたり、力任せにおろすと辛味が出やすくなるそうです。時間はかかってしまいますが、ゆっくりとした動作で大根おろしを作ることで、空気が入って絡みが減るのではないでしょうか。
机に置いて使えるセラミックのおろし金なら、無駄に力を加えず大根おろしを作りやすそうです。
+ひと工夫
大根おろしはおろして5分程度経過すると、辛味がピークとなりその後減少します。食べる直前よりも先におろして、辛みを飛ばしておく方がいいでしょう。また、加熱することで甘みが出てくるそうです。
また、大根おろしに食材をプラスすることで辛味が消せるそうです。大根おろし自体の味にはそんなに影響しないので、どうしても辛かった場合に試してみるといいかもしれませんね。
- 酢を入れる
- 卵黄を入れる
- 焼き味噌を入れる
- レモン汁を加える
- 化学調味料を入れる
余った大根おろしの汁の活用方法
大根おろしを作った時に、必然的に出てくる絞り汁。使わないからといってそのまま捨ててしまっていませんか?確かにそのまま飲むには辛味が強く、飲みにくいかもしれませんが、栄養が詰まっているので活用したいものです。
風邪予防に
大根おろしの絞り汁は風邪の予防に効果があります。そのまま飲んでもいいのですが、はちみつを入れると甘みが加わって飲みやすくなります。
料理の隠し味に
味噌汁や煮物に大根おろしの絞り汁を加えると、風味が深まります。ご飯を炊く時に入れるという意見もありました。この方法だと一気に使い切れないので、製氷機に入れて冷凍しておくと使いやすいですよ。
台所掃除に
大根の皮を使ってシンクを磨くのと同じ雰囲気で、大根おろしの絞り汁を掃除に使う方もいます。また、魚などを捌いたあとのにおい消しに、絞り汁で手を洗うとニオイが消えるそうです。
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