独特の形がおもしろい。三嶋大社の「福太郎」
「三嶋大社でリーゼントまんじゅうが食べられる」と知り、行く機会があったので実際に食べてきました。何を言っているかわからないけど、本当にリーゼントみたいなお餅でした!
リーゼントみたいな形のお餅
近年はインスタ映えなんて言葉もできて、見た目にも凝ったスイーツはいっぱいあります。
でも歴史もありそうで、しかも和菓子で・・・こんな変わった形のスイーツは少ないと思います。
これ!
「リーゼントみたい」ってネットで書かれているのを見て知ったのだけど、本当にリーゼントみたいになっています!
三嶋大社で食べられる草餅
リーゼントみたいなお餅は、三嶋大社の敷地内にある茶屋で食べられます。
しかも2個+お茶で200円。
お餅は小ぶりだと言っても、安い・・・!
参拝して、ちょっと一服。という小休止にピッタリです。
「福太郎」はこしあんの草餅
不思議な形の草餅は「福太郎」という名前です。
神事と、『福を授けるもの』として、その名前になったそうです。ホント、縁起のよさそうな名前ですよね。
あんが外で、餅が中
見た目の独特さに気を取られてしまうのですが、福太郎は一般的な草餅と違ってあんこと餅の位置が逆なんですよね。
普通だとお餅であんこを包んだものがほとんどだけど、福太郎はプレーンなお餅をあんこで包んでいます。
あんこを餅で包んだものを大福というなら、お餅をあんこで包んだものがあんころ餅??急に和菓子の名前の定義が気になりました。
ちゃんとおいしい草餅
おみやげや名物って有名だけど食べてみると「ふぅん」という味の時も結構多くありません?名前は知っているのに、そんなに感動のない味とかさ。
福太郎もそんな軽い気持ちで、味には期待せずに食べたのですが・・・あら、おいしい!
しっかりとヨモギの味を感じられます。疲れた体にあんこの甘さも染み入る。
お茶は結構濃い目で、あんこの甘さをスッキリさせてくれます。
これで200円は本当にいいと思いました。
爪楊枝1本では食べにくい
値段にも味にも満足のいく福太郎ですが、残念だったのは食べにくさ。
つまようじ1本しかないのだもん・・・どう食べていいのかわからなかったよ;;
写真のように紙を敷いた上に福太郎が2個とお茶がお盆に乗って渡されます。
福太郎は小ぶりなサイズではあるのだけど、つまようじ1本では持ち上げにくい。そしてつまようじ1本では餅をカットすることもできない・・・
2口で食べたいところだったけど、ムリヤリ1口で食べましたとも。
結構大変でした。
2個目は紙ごと持ち上げて二口で食べたのだけど、どう食べるとよかったのか・・・未だに答えが出ていません。
福太郎はおみやげでも買える
福太郎茶屋では、持ち帰り用の福太郎を販売していました。
私が行った時は平日のためかやっていませんでしたが、境内にも福太郎を販売するための屋台もありました。
せっかく三島まで来たのだしおみやげに買おうかな?と思ったのですが、12個入りのものしかありません。
うぅーん、こういう時、家族が少ないと買いにくい・・・お餅は一気に食べれないし、日にちが経つほど固くなっちゃうし・・・。結局あきらめました;;
伊勢神宮の「赤福」は2個入りサイズもあって買いやすいので、各地の名物和菓子も食べ切り量のものを作ってくれるとうれしく思います。
三嶋大社以外でも買える福太郎
福太郎は三嶋大社でのみ買えるもの!・・・と思っていたら、三島駅のキオスクで普通に売っていました!
結構ショックだったんだけど、よくよく考えたら伊勢名物「赤福」も名古屋駅の至るところで販売しています。それと同じことですよね。
伊勢神宮の名物であるにも関わらず、愛知県民の私にも「赤福」は馴染みがあるのは名古屋駅で見かけるからです。
そう思うと三嶋大社以外で販売するのは知名度UP効果があるのでしょうね。
★この記事の評価★
★★★☆☆