岡崎城にある田楽のおみせ「八千代」

yatiyo-top

岡崎公園の敷地内にある、なめし田楽のお店に行ってきました。城下によくある、普通の田楽屋さんと思ったら・・・思ったよりも上品なお味!

城といえば、田楽

お城が好きです。

どのお城でもだいたい観光地として現在も活躍していますが、観光地にはおみやげ屋や軽食が欠かせない存在だと思っています。

そして城下での軽食といえば、田楽!

・・・と思うんだけど、愛知県が味噌文化だから田楽のイメージが強いのかな?他の地域だとそんなに田楽ってないのかな?

でも私の中では城下でのグルメには田楽は欠かせない存在だと思っています。名古屋城に新しくできた「金シャチ横丁」にも田楽を提供するお店があるみたいだしね!

岡崎城の田楽屋さん

岡崎に友人がいるので、桜の季節になると毎年岡崎城に行きます。

大きすぎないお城に、広くて過ごしやすい公園。岡崎城は好きなお城のひとつです。

岡崎城のある岡崎公園の敷地内にも、私の期待を裏切らずに田楽屋さんがあります。

なめし田楽と懐石料理の「八千代 本店」というところです。

他にも田楽を提供するお店はあるのですが、私は「八千代」がお気に入りなのです。

何だか雰囲気のいい 八千代

八千代はいかにも日本食が出てくる!という雰囲気の建物です。

こじんまりとしたお店ですが、城下にある安っぽい雰囲気(褒め言葉)のお店とはちょっと違います。

趣があるというか、雰囲気があるというか・・・初見だと何となく入りにくく思います。

入り口にメニューと金額が書いてあるので、入った後に「この値段は厳しい!」と慌てることはないので安心です。

やっぱり なめし田楽!

八千代本店のサイトを見ると「なめし田楽と懐石料理」というキャッチコピー?が付いています。

八千代本店

主なメニューは

の4種類です。

懐石料理・会席料理は予約制のようです。

定番のなめし田楽定食

今回注文したのは、「名代 なめし田楽定食」。

税込み1,620円で、一番手ごろな価格の定食です。

刺し身や天ぷらが食べたいわけでも、がっつり食べたいわけでもないので、この基本的な定食がちょうどいいのです。

yatiyoset

セット内容は

※写真は連れの分の田楽も写っています。

yatiyodengaku

メインは田楽です。

岡崎は八丁味噌の産地。こちらの田楽に使われている赤味噌も、岡崎のメーカーのものです(メーカー名を忘れてしまった・・・カクキューだった気はするけど・・・)

赤味噌で育ってきたので、田楽といえば当然赤味噌です。むしろ白味噌の田楽があることが不思議に思っているくらいです!

このべったりの塗られた味噌の味こそが田楽という気がします。

私はご飯がある時は、田楽をごはんに乗せて食べる派です(見た目悪いけどね)

yatiyogohan

ご飯は「なめし」です。

メニュー的には平仮名で書かれていますが、「菜飯」です。菜の葉がかかったごはん・・・ですかね。

愛知県生まれの私には菜飯は子供の頃から馴染みのあるものです。でも、ひょっとして・・・愛知県特有の食文化??でも「おむすび山」に青菜味あるから一般的だよね??


ミツカン おむすび山青菜 

と思ったら、ミツカンは愛知県半田市のメーカーでした。やはり菜飯は愛知県を中心としたものなのでしょうか・・・

まぁ、それはさておき。

八千代のなめしは、味噌田楽と合わせて結構な味の濃さです。いかにも愛知県の食べ物という気がします。

「味が濃くて、健康に悪そう」という気持ちもあるのですが、どうにも懐かしい気持ちにもなります・・・子供の頃に食べ慣れた味付けは、何年経っても馴染みを感じます・・・

近年はすっかり薄味に慣れた私。懐かしい気持ちもあるのですが、ちょっと一休みをしたい!

という時に、お吸い物がぴったり。

田楽の後だと味を感じにくいのですが、この吸物、かなりおいしいと思います。ダシをよく感じます。

つくねもおいしい!癒やされます。

他のセットだと果物も付く

今回は量の少ない「なめし田楽定食」を食べました。

しかし隣のテーブルを見ると・・・あ!イチゴ食べてるー!!

そうです、刺し身or天ぷらの付いたセットだと、果物もセットに含まれるのです。私もイチゴ食べたかった!・・・とはいっても、シンプルな定食には付いていないからちょっと残念。

営業時間に注意

実は私、八千代には10年ほど前にも来たことがあります。その時に吸物のおいしさに感激しました。

岡崎の友人ができたことで毎年岡崎城に行っているので、毎年八千代で食事をするチャンスはあるハズなのですが・・・八千代の開店時間がゆっくりなんです!お腹が空いて、開店時間まで待てないんです!

私の腹時計はかなり正確な上に、ある程度の時間ごとに食べないと動きが鈍くなる体質です。(近年やっと気がついた)

「腹時計が正確なことは健康の証だよ」と言ってくれる人もいますが、生活に支障をきたすからちょっと難儀です・・・

そんなわけで岡崎城に行っても、八千代で食事をする機会をずっとのがしていましたが、数年ぶりに行くことができてよかったです。

ちなみに八千代の営業時間は12時〜20時。

特別ゆっくりな開店時間ではないんだけど、私は11時にお腹が空いてしまうので・・・12時だと我慢できないのでした;;今回は「八千代に行く!」と決めていたので、10時くらいにおやつを食べることで凌ぎました。

閉店時間は20時となっていますが、ラストオーダーは18時です。結構シビアというか、でもお客さんが帰ったら従業員さんも早めに終われる営業体制だなぁとも思います。

どちらにしても街ナカ感覚での営業時間ではないので、行く時はちょっと注意が必要です。

この記事の評価

★★★☆☆

  
▲ページトップへ