生チーズのチーザは本当にチーズみたいなのか?
「Cheeza(チーザ)」というお菓子を知っていますか?グリコから発売されているもので、名前の響きから推測できるようにチーズを使ったお菓子です。発売されてから大分経つけど、生チーズを使ったタイプが発売されたというので、従来のものと食べ比べしてみました。
チーズを焼いたみたいな菓子
グリコから発売されている「cheeza」はチーズを使ったお菓子です。食感がよくて、以前から何度か購入したことがあります。
しかし言っておかないといけないことがあります。私、実はチーズがあまり得意ではありません・・・!
チーズ独特のあのニオイがどうにも苦手なんです。しかしニオイが気にならなければ問題はありません。スーパーで手軽に購入できるとろけるチーズや、ティラミスなどのスイーツは、チーズ独特のニオイが少ないから平気です。
チーザは意識しなければそこまでチーズ臭く感じないし、サクッとした食感のおかげでそこまでニオイが気になりません。
チーザは元々お酒に合うお菓子として作られていると思うのだけど、お酒を飲めなくてもおいしいスナックだと思います。実際に私はお酒は年に1回飲むか飲まないかくらいのレベルなのですが、お菓子としておいしいと思っています。
そんなチーザに新しい生チーズを使ったタイプが発売されました。元々チーザは好きなお菓子だったので、本格的なチーズ苦手だけど買ってみました!
生チーズ使用で、本物のチーズそっくり?
新しく発売された生チーズのチーザは
- カマンベール仕立て
- チェザーチーズ
の2種類あります。
味のバリエーションは従来のチーザと同じですね!
生チーズのチーザを買ったついでに、従来のチーザも用意しました。
生チーズのチーザが発売されたことで、従来のチーザの販売は終わってしまったそうです。店頭にひっそり残っているところもあるかも?
以前からちょっと気になってたんだけど、どうして「カマンベール仕立て」っていうんだろ?チェダーチーズには『仕立て』って付いていないことが気になります。
さて、先述の通り、私はあまりチーズが得意ではありません。なのでチーズに詳しい知識があるわけではないので、カマンベールとチェダーチーズの違いを聞かれても説明できませんよ!
私の中では『カマンベールはニオイが強い。チェダーチーズは・・・あまり知らない』という認識です。あとからきちんと調べてみようっと。
4種類のチーザを食べ比べ
新しいチーザ2種類と、従来のチーザ2種類。合計4種類を張り切って用意してみました!
せっかくなので食べ比べをしてみます。
カマンベール仕立て
左が従来タイプ、右が生チーズ入り。
従来の方が色黒、生チーズの方が色白です。ちなみにパッケージは従来のものは光沢あり、生チーズの方はマッドな仕上がりで高級感があります!
従来のチーザ カマンベール仕立て
まずは従来のチーザを食べてみます。
噛みごたえがしっかりしていますね。改めて確認してみると、チーズの香りもしっかりしています。
スナック菓子としてバリバリ食べ続けちゃう感じです。
生チーズのチーザ カマンベール仕立て
では、新商品の生チーズのチーザを・・・。
こ、これは・・・!開封した時のチーズ臭がすごいです!チーズが苦手な身としては、ちょっと遠慮したい感じ。。。
息を止めながら口に入れてみると、従来のチーザよりもソフトな歯ごたえ。ニオイも伊達ではなく、チーズの風味がしっかりしています。
なるほど、生チーズを使ったことを売りにしているだけあって、本当に本物のチーズみたいな感じですね!
チェダーチーズ
続いてチェダーチーズの方も食べてみます。
左が生チーズのチーザ、右が従来のチーザです。カマンベール仕立ての時と左右が逆になってしまった・・・
チェダーも生チーズの方が色白、というか焼き目が少ないようです。従来の方がしっかり焼けた色合いになっています。
従来のチーザ チェダーチーズ
カマンベール仕立てのを食べた時に、従来のチーザの方が歯ごたえを強く感じたのですが、やはりチェダーチーズでも同じみたいです。噛みごたえがしっかりしています。
ニオイはカマンベールと比べると弱いけど、やっぱりきちんとチーズですね。でもスナック感が強くて、「チーズはちょっと苦手」というぐらいの人でも食べやすいと思います。まさに私のことなんですけど!
甘みがあって、あまり塩っぽく感じませんでした。
生チーズのチーザ チェダーチーズ
従来のチェダーチーズと比べると、明らかにチーズのニオイが強いです!
しかし後味がいいです。味が切れるっていうのかな?さっぱりしていると思いました。
個人的には食べ比べをした4つの中で、一番好きです。
従来品と、新商品の違い
あくまで個人的の感想ですが、従来品と生チーズチーザの違いをまとめてみました。
従来品
- 歯ごたえがあり、お菓子度が高い
- 甘みがある
- チーズの香りはしっかりしているけど、生チーズチーザと比べると控えめ
生チーズのチーザ
- チーズの香りが強い
- 従来品と比べた場合、歯ごたえは少ない
新しいチーザはチーズ好きな人に断然オススメ!
従来のチーザはお菓子っぽさがあって、それはそれでいいなと思いました。しかし残念ながら従来のチーザの販売は終了なんですって・・・生チーズチーザとは別物として販売続けて欲しかったなぁ。
家族にも感想を聞いてみた
父、姉、義兄にも食べてもらったので感想を聞いてみました。
父の感想
父は基本的に日本酒が好き。美食家、だと思います。
- 断然生チーズのチーザの方がうまい
- 元々クセのある食べ物が好きなので、カマンベールの方が好みの模様
父には予め「食べ比べて感想を聞かせて」と言ってあったのですが、食べ終わって「これ(生チーズのチーザ)のキャッチフレーズ考えた!『まるで本物のチーズ』!」と自信満々に言われたました。ひねりがないキャッチコピー。。。
残ったチーザは小腹が減った時に摘んでいるようで、気に入ったみたいです。チーザはパッケージにファスナー(チャック?スライドして留める仕組みの留め具)が付いているのが便利でいいですよね!
姉の感想
姉はおいしいもの好きで、お酒も少々飲みます。塩モノよりは、甘いものの方が好きかも。
- 従来品は小麦っぽくて、生チーズの方はチーズっぽい
- 歯ごたえが全然違うね
と、私と似たような感想を言っていました。
義兄の感想
義兄はお酒が大好き!B級グルメも結構好きみたい。
- ビールには合うけど、ワインには味が濃くて合わない
おつまみとしての感想を言ってくれました。
私はお酒を飲まないから「味が濃い」=「どんなお酒のおつまみにも合う」と思っていたけど、必ずしもそうとは限らないのですね。奥深い・・・
チーズの種類による味の特徴
今回食べたチーザはカマンベールとチェダーチーズ味でした。ちょっと気になったので、2つのチーズの特徴を簡単に調べてみました。
カマンベール
表面が白カビに覆われた、中がやわらかいチーズ。
濃厚で、クリーミーな味なので、誰にでも食べやすい。
チェダーチーズ
チェダーチーズはイギリスを代表するチーズで、世界中でもっとも生産量の多いチーズなんですって。
ハードタイプですが、熱に溶けやすいのでピザやグラタンなどの料理にも使いやすい。「とろけるチーズ」っていうのは、チェダーチーズのことなのかな?
苦手なので本物のチーズの食べ比べをする勇気はありませんが、チーズは種類によって風味も食感もまったく異なりますね。
★この記事の評価★
★★★★☆