一昔前のミキサーで手作りアーモンドミルクを作ってみた
アーモンドミルクブームに乗っかって、手作りアーモンドミルクに挑戦してみました。しかし我が家のミキサーは一昔前の、安い、低機能のもの。そんながっかりミキサーでもアーモンドミルクを作れるのか挑戦してみます。
手作りアーモンドミルクのレシピ
最近私の中でブームの(世間でも注目されてますって!)アーモンドミルク。家庭でも作れると聞いて、挑戦してみました。
今回用意したのは
皮付き生アーモンド。イタリア産です!富澤商店で430円(税抜)で購入。
何だかリッチそうなのと、使いたいグラム数がこっちの方がよかったのでイタリア産にしてみました☆
インターネットのレシピを参考にしつつ、今回買ったアーモンドが150gだったので適当に計算をして
生アーモンド | 150g |
水 | 250cc |
塩 | 少々 |
で、やってみます。
アーモンドと水の割合は1:2〜3が目安という情報もありました。
生アーモンドとローストアーモンド
製菓材料店に行くと、生アーモンドとローストアーモンドの2種類並んでいます。今回は見たレシピで生アーモンドを使っていたのでそちらにしたのですが、ローストアーモンドでも作れるそうですよ。
生アーモンドは菌などの繁殖がしやすいというデメリットがありますが、栄養素が高いのが魅力です。それに対してローストアーモンドは香ばしさが魅力です。
どちらがいいのかは、結局はお好みで、ということになりそうですね。
手作りアーモンドミルクの作り方
アーモンドをふやかす
まずはアーモンドを水に浸してふやかします。目安は10時間以上とのことなので、一晩放置してみます。
袋から出したアーモンド。
水は浸るくらいでいいかな?
3時間くらい経った時点で見てみました。
あれ?水が減ってる?
更に時間経過して、5時間後。
これ、確実に水が減ってますね!アーモンドが水を吸い込んでいるんだと思います。
水を追加で入れておきました。
流石にこれ以上は水を吸収しなかったみたいですね。結局16時間くらい放置しました。
手で触ってみても、アーモンドがやわらかくなっているのがわかりました。
ミキサーにかける
アーモンドの準備ができたので、ミキサーにかけていきます。
まずはふやかしたアーモンドを水で洗います。だってホコリや汚れが浮いてるもん。
そしてミキサーへ。
塩少々ってどれくらいなんだろ?ひとつまみくらいしか入れてないけど、これなら入れなくても同じだったかも。
今回使うミキサーはこれ!matsudenの「ニューふれっぴーい」です!
し、知らね〜!!
随分前からあるし、3年くらい使っていなかったんだけど・・・いつの製品なんだろう?とりあえずマツデンで検索かけてもそれらしいサイトが見つからなかったので、今はない会社なのかもしれませんf(^^;;
ていうか「ニューふれっぴいー」だと思ったのに、よく見たら「ニューふれっぴーい」ですよ。最後の「い」の位置が気になるよ!
ちなみにこのミキサーに付いているボタンは「ストップ」「スタート」「フラッシュ」の3種類のみです!潔いですね。フラッシュは押している時だけミキサーが動くというボタンでした。
そんな自慢(?)のニューふれっぴーいのスイッチオン!
フラッシュで様子見ながら、1分くらい混ぜたところ。思いっきり実が残っていますね。
攪拌?する力が足りなくて、上部まで引き込んで混ぜてくれていないみたい。仕方ないのでスプーンでちょっとかき回して、再スタート!
なんだかんだで5分くらいミキサーかけたと思います。見た目はシェイクみたい。
でもここにきて思ったの。これ、水が少ない気がする・・・えぇ〜い、適当に水を100cc追加しちゃえ!
ミキサーが終わったら、漉します。
ふふふ、お分かりになるだろうか?これ、ゴミ取りネットなんだぜ・・・
手元に適度な漉し器がなかったのです。ゴミ取りネットだと思うと何かイヤな感じがするけど、ただのネットだと思えば・・・!
目の細かいゴミ取りネットを二重に重ねて、丼鉢に被せています。1枚でかけたらアーモンドの重みに耐えれなかったので、二重使いがオススメです。(普通にコーヒーフィルとかでもいいと思うよ!)
残ったアーモンドの利用法
アーモンドミルクを作った残りカス。そのまま捨ててはもったいない!
フライパンで乾煎りして、アーモンドプードルにしてみました。
アーモンドミルクをしぼった状態のアーモンドの残り。なんだか「おから」っぽい。
水分がなくなるまで、弱〜中火で乾煎りしました。これでアーモンドプードルの完成です!
アーモンドプードルは150g作れました。最初の生アーモンドと同じグラム数ですね。って、当たり前ですか?
しかし作ってはみたけど、特にアーモンドプードルを使う予定がないのが悩みではありますw
【追記】その後のアーモンドプードル
こうして作ったアーモンドプードルですが、使う予定がないままジップロックに入れて保管していました。
手作りだから早めに使いたいし、アーモンドバターを作りたくなったので、2週間ぶりに対面したところ・・・カビが発生していました・・・;;
原因として考えられるのは
- 水分が残っていた
- 炒った時間が短かった
- 夏場の常温保存
あたりでしょうか。どちらにしてもショック!
アーモンドプードルを手作りする場合は、早めに使った方がいいですよ!
手作りアーモンドミルク完成!
何とも貧乏くさい漉し器で1時間ほど放置した結果、手作りアーモンドミルクが完成です。
きちんと測定していないけど、300ccくらいできたと思います。使った水が240cc+追加の100cc。ぎゅうぎゅうに絞ったわけではないので、残りカスに水分が残っていたのでしょう。入れた水分がすべてアーモンドミルクになるわけではありませんね。
しかし見た目はちゃんとアーモンドミルク。冷蔵庫で冷やしてみました。
飲んでみました。
市販のアーモンドミルクと比べると、断然重い。あとちょっと変な独特のニオイもあります。
正直に言ってしまうと、これはこのままちょっと飲むの厳しい・・・ので、インスタントコーヒーを入れて電子レンジでチン♪
・・・温めることでより独特のニオイが強まりました・・・。苦味も感じます・・・。
そもそも液体の濃度が濃すぎる感じがします。水で薄めて、メープルシュガーで甘みを追加。あ、これなら何とかいけるかも・・・!
結論としてはミキサーにかけた時の水が少なかったのではないかと思います。結局水はアーモンドミルクに対して、飲む時に倍量近く追加しました。
手作りアーモンドミルクはお得?
今回使ったアーモンドは150gで430円でした。で、340ccの水でアーモンドミルクを使用して、300ccのアーモンドミルクができましたね。
でも結局そのままの濃度では飲めなくて、倍量近い水で伸ばす方が飲みやすかったので・・・適当に水を追加するとして、600mlできるという計算かと思います。
私が好きな市販のアーモンドミルク「アーモンド効果」は200ml入りで、近所のスーパーで123円。600ml分というと123円x3で、738円。手作りの方が、300円程度安く済みますね。
アーモンドプードルも作れることを考えると、手作りの方が低コストになります。
私的には作るのはそんなに手間に感じないけど・・・アーモンドプードルをそんなに使うこともないから、市販のアーモンドミルクでいいかもf(^^;;でも出来立てのアーモンドミルクが楽しめるというのは面白いなと思います。
★この記事の評価★
★★★★☆