圧力鍋で白米は炊けるのか?ラゴスティーナ編
さて、ガス炊飯器、電気炊飯器、土鍋、圧力鍋のうち、一番美味しくご飯が炊けるのはどれでしょうか?イタリアの圧力鍋ラゴスティーナで、日本のお米を炊きました。レシピ通りだとちょっと固いので、水分量を調整して炊きました。圧力鍋は簡単においしく短時間でご飯が炊けるので好きです。
ラゴスティーナ圧力鍋のオマケについてたレシピ本に白米、玄米の炊き方が掲載されています。
圧力鍋で白米を炊くレシピ
- 白米3合
- 水600cc(お好みで調整)
手順
- 30分給水する
- 火を付けて、加圧(シューシューしてから)5分
- 火を止めて、蒸らし10分。
注意点は、加圧中はごく弱火のホタル火にすることです。
じゃーん!見事ご飯が炊けてます。
我が家は一回の炊飯で4合炊きます。やや柔らかめのご飯が好きなので、今回は
- 米4合
- 水900cc
- 給水を一晩
- 蒸らしを20分
にしました。
水が多めでも、ちゃんとご飯のカニ穴ができています。すばらしい!
ご飯をしゃもじでひっくり返したところ。
炊飯器に比べると、なべ底は水分がやや多めかも。でも、ご飯をひと混ぜしてしばらく置けば、水分量のムラは気にならなくなります。この水分のムラは、以前使っていたティファール圧力鍋でも同じでした。
炊飯器じゃなくて、お鍋で炊くとこうなるのかな?
お茶碗にご飯をよそいました。
圧力鍋で炊いたご飯なのか、炊飯器で炊いたご飯なのか、区別はつきません。
圧力鍋で炊いたご飯の味
圧力鍋でお米を炊いても、おいしいご飯が炊けます。
私の食べ比べた感覚ですが…イマイチな電気炊飯器でご飯を炊くより、圧力鍋の方が3倍おいしく感じます。
圧力鍋でご飯を炊くと、お米本来の味を引き出せているように感じます。お米ひと粒ひと粒の食感もあります。
「おいしく炊ける」がうたい文句の高機能電気炊飯器と比べても、圧力鍋の方が1.5倍はおいしいです。
ガス炊飯器の方がおいしいけど
しかし残念ながら、圧力鍋のご飯は、ガス炊飯器には劣ります。
「とにかくおいしいご飯を炊いて食べたい!」ならガス炊飯器がオススメです。
でもガス炊飯器の導入は、家庭によってオール電化やガス口の不足などの問題がありますよね。だから手軽においしくご飯を炊くのなら、圧力鍋が導入しやすいです。
炊飯器も圧力鍋も、後片付けの洗い物の手間はそれほど変わりません。
土鍋も使ってました
私は結婚後、ガス口の少ない賃貸マンションのため、ガス炊飯器が使えませんでした。
仕方なく電気炊飯器を買ったのですが、期待したお米の味に炊けなくてガッカリ。
土鍋で炊いた時期もありますが、炊きあがりを一定にするのは習熟が必要でした。(私はあまり上手にならなくて、なるべく夫に炊いてもらっていました。)
圧力鍋にしたら
- 味が良く
- 誰でも一定の仕上がりで炊けて
- 時間短縮もできる
と三拍子揃っていて「便利~!」と感心しました。
普通の鍋より圧力鍋の方が簡単
普通の鍋でもご飯は炊けますが、圧力鍋と比べるとちょっと手間がかかります。時間がかかることと、火加減の調整が必要なこと。
炊飯器は、個人的には洗うのが面倒なんです。内蓋パッキンが洗いにくくて乾きにくいからです。圧力鍋はフタがほとんど汚れないので、真剣に洗わなくて済みます。
圧力釜は後片付けが大変?
洗い物をする者として気になるのは、お釜に付いたご飯。こべりつくと、洗うのが面倒です。
おしゃもじでご飯を集めたところ。けっこうきれい。
ラゴスティーナはステンレス製で、テフロン加工やエンボス加工はありませんが、内壁にご飯がこべりつくことはありませんでした。洗いやすいです。
圧力鍋のパーツの汚れ
圧力鍋の汚れについて、もう一つ気になっていたのは圧力調整装置の部分。フタについている、取り外しできる小さい装置です。
以前使っていたティファールの圧力鍋は、ここからデンプン混じりの水が吹き出すことがあって、洗いにくかったのです。ラゴスティーナはどうかな?
おっ、汚れてない。
安心しました。洗いづらいパーツなので、汚れる/汚れないによって、洗う手間が大幅に変わります。
取り外しできる小さなパーツは失くしやすいので、できれば洗いたくないんです。先代のティファール圧力鍋では、小さなネジを失くして再購入もできなくて、困ってしまったことがあります。
ピカピカステンレス の圧力鍋
ラゴスティーナはピカピカのステンレスがかっこいいです。
ご飯を炊いた後もほら、こんなにピカピカ。
子どもは、鍋を鏡にして喜んでいました。
ステンレス鍋の熱焼け
気になっていた圧力鍋外側の熱焼けは、まだしていません。
キッチングッズに限らず、道具を育てるのは好きですが、ラゴスティーナのデザインはピカピカが似合いそう。今しばらくピカピカのステンレスを楽しみたいな~と思っています。
★この記事の評価★
★★★★☆