きちんと下ごしらえ 野菜のアク抜き
野菜を切ったそのままで使うと、変な苦味を感じることがあります。これは野菜の持つ「アク」です。アクは素材本来の風味でもありますが、あまりに苦いと食べにくいものです。野菜のアク抜きを上手にやって、料理をおいしく作りましょう。
野菜のアク抜き
ごぼうやタケノコ、レンコンなど、普段からよく食べる野菜にもアクは含まれています。アクが残ったまま調理をすると、野菜の持つエグ味や渋味で料理が美味しくなくなってしまいます。更にアクには体に害を及ぼす成分も含まれているそうです。しっかりとアク抜きをすることが、料理上達のポイントであり、健康作りのポイントにもなりますね。
ごぼう
ごぼうはアク抜きが必要な野菜の筆頭でもあるかもしれませんね。それくらいにごぼうのアクは強いので、しっかりと抜くようにしましょう。
- 表面の泥や汚れを洗い流す
- 包丁の背で皮をこそげ取る
- 料理にあったサイズに切る
- 水に酢を加え、切ったごぼうを1〜2分入れる
ごぼうは香りも味のうちなので、あまり水につけすぎても香りがなくなってしまうので注意が必要です。
ナス
ナスはあっさりした味のイメージがありますが、アクが結構あります。切ったナスは塩水につけておくことでアクが抜けます。
しかしナスは油と合わせて使うことも多いので、油通しをするとアクが気にならなくなります。
ほうれん草
ほうれん草や小松菜などの葉物にもアクがあります。塩を少し入れたお湯で茹でて、冷水で冷まして水気を切ります。冷水で冷ますことで色も綺麗に仕上がります。
簡単調理法 |
2011年9月02日
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