刀の鍔をモチーフにした 京都の和菓子「小鍛冶」

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最近の日本刀ブームに乗っている人には、ちょっとドキドキしてしまう2種類のお饅頭を食べました。その名も「小鍛冶」と「粟田焼」。名前へのときめきはもちろん、味も魅力的な和菓子です。

京都のお菓子

「刀剣乱舞」というオンラインゲームにハマってから、日本刀に興味津々です。その影響で刀剣を見に行ったり、神社を巡ったりするようになりました。

先日は御朱印めぐりを兼ねて、京都に行ってきたのですが・・・京都はやはり和菓子屋さんが多いですね!甘いものが好きなので、お菓子屋さんを見かけるだけでもうれしくなります♪

そこで見つけたのが「小鍛冶」と「粟田焼」というお菓子。

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すいません、ウソです。

京都に行く前から、このお菓子の存在は知ってました!探して買いました。

日本刀モチーフのお菓子は、以前に日本号どら焼きをいただきました。

武器の名前を持ったどら焼き 日本号

柚子あんを使った「小鍛冶」

「小鍛冶」という能の演目を知っている方もいるかと思います。(能に触れたことのない私はまったく知りませんでしたが・・・)

ざっくりした内容としては・・・天皇の命で剣を作ることになった刀匠の三条小鍛冶宗近が稲荷明神に参拝し、その後、狐の精霊の姿で現れた稲荷明神のご神体と剣を作る、という話ですね。ざっくりしすぎて全然伝わらないので、正しい内容はご自身で検索して確認してくださいw

「小鍛冶」の話で作られた刀が『小狐丸』です。初めて知った時は、小狐丸にそんな話があると思わなくて感動しました。

さて、そんなこんなで三条宗近が参拝した稲荷明神ですが、京都の粟田口にあります。そのすぐ近くにある和菓子屋さんの「吉水園」で、「小鍛冶」という饅頭が販売されています。

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こんなパッケージ。言われないとわかりにくいですが、文字の下に描かれているのは刀の鍔です。

中のお菓子も・・・

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刀の鍔の形をモチーフにしています!(持ち帰り時に少し潰してしまった気がします・・・)

刀の鍔をモチーフにした和菓子といえば、きんつばもそうなんですよね。


本高砂屋高砂金銀鍔は、刀の鍔をデザインしたパッケージですね。しかし小鍛冶はきんつばとは全く違う和菓子ですね。

小鍛冶のことを先程から饅頭と言ってますが、サイトを確認すると「焼き菓子」だそうですね。うん、焼き菓子。

でも中は・・・

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あんこだから、やっぱり饅頭かなと思います。

愛知県に住む私は、この手の饅頭は「なごやん」を思い出します。


パスコ なごやん

断面の写真だとほとんど違いがないような気がします。しかし見た目は似ていても「小鍛冶」は、柚子あんを使っているという特徴があります!

正直なところ、私はそんなに柚子が好きではありません。なので食べる前に、まずはニオイを嗅いでみました。

カットする前は柚子の香りを感じなかったけど、カットすると・・・やはり柚子の香りがしますね。

かじってみても、確かにユズ。あんは密度が高く、固めの食感です。なごやんは黄身あんなのでぼそぼそしますが、小鍛冶はぼそぼそしません。でもしっとりという感じとも違うような・・・

饅頭なのでそれなりには甘いけど、ユズでさっぱりするのでそんなに甘くは感じませんでした。

濃い目の日本茶がよく合いそうです。コーヒーもいけそうですね。

甘じょっぱさがクセになる「粟田焼」

「刀剣乱舞」を始める以前は、『刀派』と言われても「はて?何のこと??」でしたが、ゲームの影響で少し覚えてきました。

そのひとつが「粟田口」。地名にもなっていますが、粟田口派の住居があったことに由来しているようですね。

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ということで「粟田焼」というお菓子にも反応してしまいました。

「粟田焼」は京菓子司 平安殿が製造販売しています。店名の通り、平安神宮前の神宮道に面したところにあります。粟田神社にも近いですね。(しかし今回、私が購入したのは京都駅)

中に入っている説明文を見て知ったのですが「粟田焼」は陶器のことなのですね。確かにパッケージのイラストにも『陶器師』と書かれています。

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「陶菓」という聞きなれない言葉は、登録商標になっているそうです。『陶器をイメージしたお菓子』という意味合いでしょうか。

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中身はこんな感じ。

「小鍛冶」は焼き菓子でしたが、「粟田焼」はお餅です。

説明文によると

甘さひかえめの大納言粒あんをお醤油味の餅で包みこみ焼きあげました。香ばしいお醤油の香りをお楽しみ下さい。

しょうゆで、あんこ??!!

一般的な大福をイメージして食べると、驚きそうですね・・・

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切ってみました。

本当にあんこが入ってる・・・。とりあえず食べてみよう。

甘じょっぱい!

説明通りにしょうゆ味で、あんこです。あんこで甘くて、しょうゆで塩いです。とは言っても、醤油自体に甘みがある気がしました。

食べた食感は、お餅が『ふしゅっ』とした噛みごたえに思えました。やわらかいですが、まぁ、餅は餅ですね。

甘くて、塩っぽくて、不思議な味なんだけど・・・気付くとクセになります、これ。1個食べ終わって、すぐに2個目を食べたくなりました。うっかり食べ過ぎそうになる、危険な和菓子です。

小鍛冶と粟田焼 どこで買える?

小鍛冶を売っている「吉水園」も、粟田焼を売っている「京菓子司 平安殿」も、粟田神社の近くです。刀剣関係の神社巡りをするなら、ついでに寄れると思います。

でも、実はどちらも京都駅でも販売しています!実際、粟田焼は京都駅のおみやげコーナーで見つけて買いました。同じ場所で「小鍛冶」も売っていました。

しかし京都駅で購入すると、バラ買いはできません。私はおみやげを配る相手が少ないので、吉水園でバラ買いできたのはよかったです。京都駅で売っていたのは12コ入りのみだったと思います。

平安殿も直接店舗に行けば、バラでの購入ができるかなと思います。

京都駅で購入できるというだけでも便利だと思います。しかしそれぞれのお店のサイトを確認すると、県外でも購入できる場所があるようですね。

吉水園では日本橋高島屋、新宿高島屋、東急東横店、JR名古屋高島屋での取り扱いがあります。やった、名古屋でも吉水園のお菓子が買えるんだ♪特選京都・老舗モールでは通販もありますが、「京おんな」というお菓子のみの取り扱いとなっています。

また、平安殿では店舗の公式サイトから通販もできます。遠方でも取り寄せができるのは、ありがたいですね!

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