本物そっくり?美濃忠の「初かつを」を食べました
美濃忠の季節限定の羊羹を食べました。その名も「初かつを」。本当にカツオそっくりな羊羹にビックリです!
美濃忠のお菓子
美濃忠は名古屋発祥の老舗和菓子店。
和菓子に詳しくない私ですが、愛知県生まれなので美濃忠の名前は子供の頃から聞き覚えがあります。
手土産で悩んだら美濃忠にしておけば失敗はない!という存在のイメージです!
季節限定の羊羹
美濃忠は羊羹が特に有名な気がします。
季節限定の羊羹も多く作られていて、羊羹だけでも季節感を感じることができます。
・・・とは言っても私はそんなに雅なわけでも、羊羹好きでもないので、季節限定とかあまり気にしていないのですが!
時々、美食家な父がおいしいものが載った本やフリーペーパーから「これ買ってきて」とお使い指令を出してきます。
先日お使い指令を受けたのは「初かつを」という羊羹です。
羊羹なのに、カツオ??
父から美濃忠の羊羹のお使い指令が出ました。
「初かつを」買ってきて
カツオ?カツオ??
美濃忠なのに??
理解までに時間がかかりましたが、カタログを見て納得。
確かに「初かつを」という羊羹がありました!
しかも見た目が完全にカツオ・・・これ、すごいな・・・!
本物のカツオみたいな羊羹
今回は姉一家が泊りに来たタイミングで購入したので、パッケージすら撮影をし忘れてしまいました・・・失敗。
パッケージもないし、残り物ですが・・・
こんな感じの羊羹です。
カツオと呼ぶには、赤よりもピンクの印象が強いです。なので私的には「トロ」と心の中で呼ぶことにしました。
私の撮影技術がないからわかりにくいのですが、羊羹の表面が魚の切り身みたいにスジが入っているんですよ。何か生臭いような気になってくるけど、羊羹だから!全然生臭さなんてないよ!
「初かつを」は糸で切る
羊羹って一般的に包丁で切りますよね?
初かつをは糸で切ります。
菓子切りも付いているのですが、何の変哲もない糸も付いていました。
私はきちんと説明を読まなかったのですが、どうやらその糸でカットすると更にカツオっぽくなるというのです!実際に付属の糸で切ってみたところ、本当に魚っぽい切り口になりました。
しかしその付属の糸は知らない間に処分されてしまったので・・・至って普通の手芸糸でカットしてみます!
まず包丁でカットした時の断面はこちら。
普通の羊羹の断面です。
手芸糸を用意しました。ボタン付け糸なので、太めのものです。
裁縫箱の中に5年くらい入ったままの糸という、食品に使うには危険な気のするものなので・・・気持ち的に水で洗ってから使うことにします。(神経質な方にはおすすめできない)
糸を適当な長さに切って、くるくるくるっと糸を撚ります。ボタンつけ糸なので太めではありますが、用心して2本取りにしました。
そして羊羹をノコギリみたいにカット!
本当に魚みたいな切り口になりました・・・!
ほーら、お刺身だよー(違)
「初かつを」の味は?
魚みたいな見た目の羊羹という衝撃的なものですが、食べてみると・・・羊羹だね!魚の味はしません。
ぼにょぼにょした食感なのですが、蒸し羊羹なのだそうです。葛を使用しているとのことで、これが独特のぼにょぼにょ食感になっているのかも。
見た目は衝撃だけど、味は普通においしいです。
自分1人ではこの羊羹を選ぶことはないと思うので、食べれてよかったです。
初かつをは2月上旬〜5月下旬までの季節限定の羊羹です。自分用に買う機会は少なそうですが、手土産に持って行ってみたいなと思いました。
包丁でも切り身みたいな切り口にできる
魚っぽい切り口にするためには糸を使うのが理想。
ですが、包丁でも似たような切り口にできます。
コツは包丁を前後に動かすこと。ギコギコと切ることで魚の切り身みたいな切り口になります。
逆に言うと、普通の羊羹でその切り方をすると切り口がカッコ悪くなっちゃうと思うので、そこは注意ですね!
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