どら焼きの概念が変わる・・・!笹屋伊織のどら焼き
友人に勧められて、「笹屋伊織」のどら焼きを購入しました。でも、これ、本当にどら焼き・・・?
友人オススメのどら焼き
デパ地下を歩いている時に「ここのどら焼きおいしいんだよ」と友人が教えてくれました。
笹屋伊織。
名前は聞いたことがありますが、食べたことのないお店です。
『しかしどら焼きなんてなぁ〜、コンビニでも買えるし・・・』と思って、友人オススメのどら焼きを見てみると・・・これ、本当にどら焼き?!
筒状のどら焼きなんて初めて見た
どら焼きというと、まんまるい生地にあんこがサンドされた和菓子ですよね。
しかし笹屋伊織のどら焼きは、箱が長い。
箱が長いけど、これは別に複数のどら焼きが入っているわけではありません。棒状のお菓子が入っています。
何で棒状??本当にどら焼き??
かなり困惑しました。
笹屋伊織のどら焼きは竹の皮に包まれている
筒状のパッケージを開けると・・・
こんな感じ。
本当に棒状だよ!私の知ってるどら焼きとは全然違う!
お菓子は竹の皮に包まれています。
皮ごとカットして食べる
笹屋伊織のどら焼きは、竹の皮ごと切ると説明が書かれていました。
ずばーん!
カットしてわかったけど、すごいモッチリした生地です。包丁にくっついてきました。
中心にはこしあん。
これ、本当に「どら焼き」って名前でいいのかな・・・
お餅みたいな、どら焼き
う〜ん、何度見てもどら焼きとは思えない風貌。
じっくり見ると、生地の部分にバウムクーヘンみたいな線が入っているのがわかります。
これ、本当に「生地」なのかな?と思って、竹の皮を取りましたが・・・焼き色があるからやっぱり焼いた生地ですね。
食べてみました。
すごいモッチリ感。お餅を食べてるみたいに、重たい食感で少量でも満腹感を強く感じます。
竹の皮の、独特な香りを強く感じます。クセがあるので、この香りは好みが分かれるところかと思います。
こしあんを中心にした和菓子ですが、甘みは控えめ。
独特の香りと合わせて、オトナ向きな和菓子だと思います。今までに食べたことのない味で、おいしい!
濃い目の日本茶とよく合います。
笹屋伊織のどら焼きは毎月三日間のみの販売
おいしく食べた後から、笹屋伊織のサイトを見てみました。
「代表銘菓どら焼き」という項目が作られるほどに、このどら焼きは笹屋伊織の看板商品のようです!
しかし、販売期間は毎月3日間のみという限定品・・・なかなか趣ありますね。
笹屋伊織のどら焼きは、毎月20、21、22日の販売だそうです。期間限定ですが、予約もできるので購入はしやすそうですね。
笹屋伊織のどら焼きの謎
笹屋伊織のサイトにまとめてありましたが、何故この和菓子がどら焼きかというと・・・「お寺の銅鑼の上で焼いたから」だそうです。
確かにそれならドラ焼きと言われても納得が行きます。
でも、やっぱり「どら焼き」というと、丸い生地にあんこが挟まれた和菓子しか浮かばないんだよな。
あくまで「笹屋伊織のどら焼き」という存在だと思いました。
モチモチ食感の不思議
笹屋伊織のどら焼きを食べた時、すごいモチモチ感で「こりゃ〜絶対に材料に餅粉が入ってるわ」と思ったのですが、
原材料を見たら、餅粉なんて入っていませんでした・・・こいつは驚きだ!
使われている材料は
- 小麦粉
- 砂糖
- 小豆
- 水飴
- 蜂蜜
・・・くらいなんだよね。一体何がこのモチモチ食感を作っているのか・・・
あと、自分で材料見た時は気にしていなかったけど、卵が使われていないのは大きな特徴みたい。笹屋伊織のどら焼きが生まれたのは、お坊さんの副食として・・・らしいのですが、だから動物性食品を使用していないんですって。
これってすごいことだよね!
今回初めて笹屋伊織のどら焼きを食べましたが、いろいろと驚きでした。でもおいしかったんだよね!美食家の父も気に入った様子でした。
公式サイトにも書かれている「焼いて食べる」という方法は友人にも勧められましたが、それ以前に食べて切ってしまったので・・・次回購入した時には試してみたいと思います。
★この記事の評価★
★★★☆☆