ホームベーカリーでごはんパンを作ったよ
少し前に家庭用のホームベーカリーを使ってご飯入りのパンが焼ける「GOPAN」がブームになりました。我が家のホームベーカリーはGOPANではないですが、炊いたご飯を使って食パンを作る機能が付いています。ご飯入りパンに初挑戦してみました。
GOPANってどんなホームベーカリー?
GOPANは2010年にSANYOが発売したホームベーカリー。
米粉を使うのではなく、お米から米粉を作ってパンを作るというホームベーカリーなんです。発売当時、新聞やテレビなどの紹介で商品は品薄になりました。たしかに現在聞いてもすごい機能ですよね!
現在、SANYOはパナソニックの子会社になったので、パナソニックから後継機が販売されています。
Panasonic ライスブレッドクッカー ホワイト SD-RBM1000-W
機能的にはすごいけど、米を粉砕するときの音の大きさと、「小麦グルテン」が必要だという点がちょっと厄介みたい。
残りご飯で食パンを作る
我が家で使っているホームベーカリーはPanasonic ホームベーカリー SD-BH104-D(オレンジ) です。
このホームベーカリーを選んだ理由についてはホームベーカリーの買い替え検討中に書いてあります。
さて、このSD-BH-104-D、購入時には注目していなかったのですが、ご飯を使った食パンを焼くことができます!流石にGOPANのようにお米から作ることはできないのですが、残りご飯を使ったごはんパンを作れるのです。
残りご飯で作れるというのがおもしろいですよね。早速挑戦してみました。
ご飯入りパンの材料
強力粉 | 210g |
冷めたご飯 | 100〜200g |
バター | 10g |
砂糖 | 大さじ2 |
スキムミルク | 大さじ1 |
塩 | 小さじ1 |
水 | 130ml |
ドライイースト | 小さじ3/4 |
ご飯入りパンの材料は、基本の食パンに冷めた白米が追加されているぐらいで大体同じ。強力粉、水、ドライイーストが通常よりも少なめという感じです。
今回ご飯は180g使用。
普段ホームベーカリー使うときは水ではなく牛乳を使っているので、今回も牛乳にしました。ごはんは前日に炊いて冷蔵庫に入れてあったので、牛乳で軽くほぐしてから使いました。
ホームベーカリーにセットする
材料の準備ができたら、ホームベーカリーにセットします。
「ごはん/米粉」コースで設定して、スタート!
開始直後は白米がしっかり残っています(当たり前)
徐々に生地がまとまってきて・・・
寝かせ中。
普通の食パンよりも色が白い気がします。見た目も心なしか餅っぽい雰囲気。
焼きあがりました!
普段のパンよりも背丈が5cmほど低い仕上がりです。サイドに少しへこんだ跡がある焼き上がりになりました。
ご飯入りパンの試食
カットしてみたところ、やっぱり普段よりも生地の仕上がりが白い!うまく表現できないのですが、切った断面がもちっとしています。
早速食べてみました。
味
普段の食パンに比べて、あまい!
しかし甘いと言っても砂糖的な甘さではなく、素材本来の甘さという感じです。お米の糖分による甘みかと思います。
食感
食感は通常のパンよりももっちりしています。そして噛みごたえがある。
仕上がりの背丈が低いかったのですが、その分だけ生地が詰まっている気がします。
私なりの感想まとめ
焼きたては何も付けなくても充分おいしいです。パクパク食べ続けたくなります。
父と姉も食べて「おいしい!」と言っていました。やっぱり甘みが強いから食べやすいのかな?姉の感想として「売っているパンみたい」とのこと。ふわふわ、しっとりしているからだと思います。
後日トーストしてマーガリンを塗ってみたけど、トーストもいけます。でも個人的には焼かない方がフワフワ感が楽しめて好きだな。
お米を使っているけど、切った断面にお米の粒は残っていませんでした。言われないとお米パンとはわからないでしょうね。
ご飯入り食パンのコスト
普段の食パンの材料に白米をプラスしているから、材料の単価は高くなりそう。でもおいしいし、冷ご飯が余って困っているときには重宝しそうです。
白米の代わりに玄米や赤飯、サフランライスも使えるそうです。使うご飯の種類によって、また違ったご飯パンが作れそうですね。是非挑戦してみたいです。
ご飯入り食パンの注意点
ホームベーカリーは無添加で作れるのが魅力。でもその分、消費期限には注意が必要です。
特にご飯入り食パンは通常の食パンよりも水分が多く傷みやすいそうです。
- 夏場:当日中
- 冬場:翌日まで
を目安に食べきるのがいいそうですよ!
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