包丁の正しい持ち方と使い方
キャベツの千切りや、ネギのみじん切りをしていると手が疲れてきませんか?もしかしたら、正しくない包丁の持ち方をしているのかも。
正しい包丁の持ち方をマスターすれば、トントントンとリズムよく切れるようになりますよ。
包丁の名称
包丁各部分で切るものや使い方が変わってきます。包丁全体をうまく使うことが出来れば料理が楽しくなりますよ。
腹
包丁の刃の中央部分です。
にんにくを潰すのに使います。
背(みね)
刃の背(みね)の部分です
肉を柔らかくするために叩いたり、魚の鱗をそぎ落とすのに使います。
刃先
刃の一番前の尖った部分です。
最初に入り込みを入れる時や、肉の筋を切り離すときに使います。
刃の中央
包丁のメインの部分です。
材料を切ったり、刻んだりします。
刃元
刃の手前の部分です。
野菜や果物の皮を向くときに使います。
また、かぼちゃなどの固い野菜や、肉や魚を骨ごと切るときに使います。
顎(あご)
刃の根元の尖った部分です。
じゃがいもの芽をえぐったりします。
包丁の持ち方
包丁の持ち方には2種類の方法があります。それぞれ、使う場面が違うので両方共マスターしたいですね。
力を入れて切るときの持ち方
刃の中央や刃元を使って、力強く切るときのもち方です。
包丁の刃ともち手の接合部分を手全体で覆うように持ちます。
人差し指と、親指で刃を挟むようにして、中指を顎の部分にかけるような雰囲気になります。
細かい作業をするときの持ち方
刺身を切るときや、飾り包丁を入れるときのもち方です。
背の部分に人差し指を当てて残りの指で力を入れずに握ります。
包丁を使うときの姿勢
まないたに対して体を正面に向けるのではなく、少し体を斜めにすると疲れが少なくなります。
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