こんなものも?掃除に使える意外な食材
食材の中には食べるだけでなく、掃除のアイテムとしても活躍するものもあります。レモンやオレンジの果実は洗剤としてもよく使われていますね。他にも酢や重曹が掃除に使えると聞いたことがありませんか?食材を扱う台所の掃除には、口に入っても安心な食材を使った洗剤を使いたいですね。
食材を使って掃除
食材を使った掃除は、口に含むものが置いてある台所の掃除に適しています。市販の洗剤を使うよりも安全ですし、元々家庭に置いてあるものが多いので経済的ですね。子供がいる家庭にもオススメです。
酢を使ってにおい消し
酢の成分である酢酸やクエン酸が汚れを分解し、除菌、漂白などの効果があります。水で薄めて使うことが多いです。保存容器などのプラスチック容器はニオイが付きやすいですが、酢で洗うとニオイが消せます。
酢のニオイが苦手な方も多いですが、水で洗い流せばニオイは気になりません!私はプラスチック製のボトルを洗う時に酢を使用していますが、洗剤を使うと泡切れに時間がかかりますが、酢なら口に入っても問題ないので気楽に使っています。
オールマイティに使える重曹
重曹には研磨力があるので、鍋の焦げ付きや、冷蔵庫の掃除などに使えます。そのまま使う以外に、ペースト状や水溶液にしておくのも便利です。
重曹は元々は食品添加物や医薬品に使われますが、洗剤用としても販売されています。食品として使う予定がなければ、洗剤用の重曹を購入してもいいかもしれませんね。
ホット重曹の作り方
汚れは温めることで取れやすくなります。その性質を利用して、重曹をお湯で溶かして使う方法もあります。大掃除を行う冬場に、特にオススメの掃除方法です。
【材料】
- 40〜45°Cのお湯 100ml
- 重曹 小さじ1
【作り方】
- スプレー容器にお湯と重曹を入れる
- フタをしてよく振り、粉が溶けたら完成
【使い方】
フローリングやシンクなど、汚れが気になる部分に使います。油汚れにも効果があるので、キッチン全般に活躍しますよ。
重曹+クエン酸のアイデア掃除
NHK名古屋で放送しているSKE48の番組で紹介されて知ったのですが、重曹とクエン酸を組み合わせた掃除の方法が面白かったので紹介します。
【材料】
- 40°Cくらいの湯 500ml
- 重曹 1/2カップ
- クエン酸 大さじ1
【手順】
- 重曹を排水口に振る
- クエン酸を茹で溶かす
- 2で溶かした湯を流し込む
・・・すると炭酸ガスが発生して、もこもこと泡が出ます!この炭酸ガスが汚れを浮かせてくれるので、しばらく放置してからブラシでこすると簡単にぬめりを取ることができます。結構な勢いで泡が出るので、子供がいる家庭だと盛り上がりそうです。綺麗にするコツは多めに重曹を使うこと。排水カゴ、排水溝全体にしっかり振りかけましょう。
TVではクエン酸を使って方法で紹介していましたが、クエン酸の代わりに酢を使用しても同じ効果があるそうです。
ちなみにこの重曹とクエン酸の組み合わせ、手作りのバスボム作りにも使えます。似たような材料で作ったバスボムなら、風呂掃除のときにも効果がありそうですね。
研磨効果のある塩
粗塩を使うことで、研磨剤としての効果があります。洗浄、殺菌作用もあるので冷蔵庫などに使用するのがオススメ。
柑橘類の皮は捨てる前に掃除に使おう
レモンやオレンジなどの柑橘類にはクエン酸や酒石酸が含まれており、皮には油汚れを落とす成分が含まれています。柑橘類の皮を捨てる前にシンクを擦ってやるだけでも、掃除の効果があります。
油汚れに小麦粉・片栗粉
細かい粒子で、水分を吸収します。油を吸収すると固まる性質があるので、油で汚れた鍋やレンジに塗っておくと、油汚れが簡単に落ちます。
片栗粉を使った魚焼きグリルの掃除
【材料】
- 片栗粉 大さじ7
- 水 300ml
【手順】
- 水溶き片栗粉を作る
- グリルに水溶き片栗粉を流し込む
- 強火で3〜5分加熱
- 1時間ほど置いておく
- ゼリー状に固まった水溶き片栗粉をはがして、水洗いをする
片栗粉だけでそんなうまく固まるわけない、と思ってしまいますが、きちんとゼリー状に固まるんですよ!べろ〜っと綺麗にはがせると爽快感もあります。剥がしとった水溶き片栗粉は燃えるゴミとして処理できます。
飲み残しのビールも掃除に活用
飲みきれなかったビールは拭き掃除に活用できます。もちろんアルコールが抜けてしまっていても問題ありません。ビールの分解酵素の効果で汚れが落ちやすくなります。ビールのニオイが残ってしまいそうなイメージがありますが、すぐに気にならなくなります。
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