コーヒー初心者がハンドドリップデビューするのに必要な道具5つ
家庭でコーヒーを淹れる時、インスタントの次に手軽にできるのはハンドドリップだと思います。おいしいハンドドリップコーヒーの淹れ方のコツを調べてみました。
ハンドドリップデビューがしたい!
普段、自宅ではインスタントコーヒーばかり飲んでいます。
インスタントでは物足りない時は、簡易式のドリップコーヒーを使います。
こういう簡易式のドリップコーヒーは1杯ずつ、手軽に楽しめるのがいいですね。淹れるのも簡単だし。しかもそれなりに美味しいし。
でも簡易じゃない、ちゃんとしたコーヒーを淹れてみたいです。
ハンドドリップに必要な道具
まずはハンドドリップに必要な道具。
- コーヒーミル
- ドリッパー
- フィルター
- コーヒーメジャー
- コーヒーサーバー
とりあえず必要になるのはこんな感じでしょうか。
コーヒーミル
コーヒーミルは、コーヒー豆を粉の状態にするための道具です。なので、最初から粉の状態のコーヒーを使う場合には必要ないですね。
しかしコーヒー豆で保存する方が鮮度がよく、挽きたての方がコーヒーの風味もいいです。コーヒーミルを導入するかどうかは後から考えてもいいかな。
とりあえずコーヒーミルはざっくり分けて手動と電動の2タイプあるそうです。
毎日使うなら断然電動の方が便利なんだろうけど、このミル、インテリアにもなりそうでステキですね!
同じメーカーのミルでも、電動だと味気のないデザイン・・・。収納はしやすそうだけど、デザイン性はイマイチですね。
ドリッパー
ドリッパーはコーヒーの粉からコーヒーを抽出するのに必要な道具です。これがないとハンドドリップコーヒーはできない、絶対必要な道具ですね!
HARIO ( ハリオ ) ドリッパー カフェオール コーヒードリップ
私が勝手に思っていたよりも、安いものなんですね。高くてもamazon価格で1000円強くらい。そう言えば100均でも見たことあるような気がします。
メーカーによって穴の数や、溝の形が違って、抽出されるコーヒーの風味も変わってくるそうです。そう言われると100均ではちょっと物足りない気がしちゃいます。
プラスチック、陶器、ガラス、セラミック、メタルなど、素材も多様です。
フィルター
フィルターもハンドドリップには欠かせないアイテムですね。
ハンドドリップコーヒーに詳しくないから知らなかったけど、フィルターって紙製だけじゃないんですね。
コットン、バンブー、金属などがあるそうです。
金属ってどういうこと?!と思ったら、使い捨てのドリッパーではなく、ドリッパー自体にフィルターの効果があるということなんですね。
E-PRANCE® コーヒードリッパー ステンレスフィルター
勝手なイメージだけど、金属だと何となく尖った味になりそうな気がしちゃう。どうなんだろ?
使い捨てのフィルターにはいろんな素材のものがあるんだし、味の仕上がりを比べるなら使い捨てを使った方が楽しそうです。
コーヒーメジャー
コーヒーなのにメジャーって?と思ったら、コーヒー用の計量スプーンですね!
おいしいコーヒーを淹れるにはきちんと計量、というわけです。
コーヒーを淹れる時には毎回使うものだから、しっかりした使いやすい物を選びたいですね。
コーヒーサーバー
淹れたコーヒーを受けるポット。コーヒーポットとも言います。
最初はティーポットでも代用できるんじゃないかと思いました。しかしニオイ移りはもちろん、目盛りがあるので、きちんと選んだ方がよさそうです。
HARIO ( ハリオ ) V60 レンジサーバー コーヒードリップ
ハンドドリップの初期投資額は?
素材による味の違いはおいおい研究していけばいいとして、ハンドドリップの基本的な道具が大体わかりました。
amazonを見ていると個々の値段はそんなにビックリすることはなく、買いやすい範囲に感じました。でも実際にアレコレ買うとなるといくらかかるのかな?
と思ったら、初心者もドリップデビューしやすいセットがありました!
HARIO ( ハリオ ) コーヒーサーバー V60 02 セット
- サーバー
- ドリッパー
- ペーパー
- 計量スプーン
がセットになって、1,255円です(amazon価格)。この金額なら買いやすいなぁ!
ドリップコーヒーの淹れ方
ドリップコーヒーを淹れる手順は簡単に言ってしまうと
- フィルターにコーヒーを入れる
- コーヒーを蒸らす
- 本抽出をする
という流れです。
手順としては簡単なんだけど、細かな部分を丁寧にすることで味の仕上がりが変わると言います。せっかく淹れるなら美味しくしたいですよね!
おいしく淹れるとっておきのコツ
コーヒー豆の量はきっちり量る
コーヒー豆の適量は1人15g。コーヒー豆の量は味の濃さだけでなく、豆本来の味を抽出するために重要なポイントなんですって!
コーヒーメジャーできっちり量るようにしましょう。
ペーパーフィルターの折り目に注意
ペーパーフィルターは周りを折ればいいというわけではありません。
下方と横側を折りますが、それぞれ反対側になるように折るのがポイント。同じ側に折ってしまうとドリッパーにうまくはまらず、粉を均等に入れられなくなります。
コーヒー豆を平らにする
ペーパーのセットが終わったら、次はコーヒー豆。
コーヒー豆はトントンして、平らになるようにします。
平らの状態からお湯を注ぐことも多いようですが、コーヒー豆の真ん中に穴を開けるというコツも聞きました。穴を作ることでお湯が全体に行き渡り、コーヒー豆の旨みを引き出せるそうです!真似してみたいポイントですね!
熱湯はNG
沸かしたお湯をそのままコーヒーに注いでいませんか?(はい、私はそのまま注いでいました!)
熱湯のまま使うとコーヒーの風味が飛んで、苦味や渋みが強くなってしまうそうです。適温は80〜85℃。
沸かしたお湯を適温にするには、ドリップポットなど別の容器にお湯を移すこと。1分ほどで適温になります。
蒸らしは必須
ドリップコーヒーの淹れ方を調べると、必ず「蒸らし」という単語を見ます。
ドリップコーヒーにおいて「蒸らす」と言ってもフタをしたりする必要はありません。お湯を「のの字」に注いでから20〜30秒置いておくことで、蒸らしたことになります。
「蒸らし」で落ちたお湯はコーヒー豆の渋みや苦味で含まれています。なので「蒸らし」で出た分は飲まずに捨てます!
お湯の注ぎ方で味が変わる
「蒸らし」が終わったら、ここからが真のコーヒー淹れる時間。今までの作業は下準備なんですね。
「蒸らし」の時は「のの字」でお湯を注ぎますが、本抽出では真ん中の一点にゆっくり細くお湯を注ぎます。フィルターにお湯がかかると雑味が出てしまうので、あくまで中心を狙って注ぐのがよいそうです。
お湯の入れすぎに注意
私は貧乏性なところがあるので、コーヒーが1人分以上の量に達しても「色が出るからいいじゃん」と言って余分にお湯を足してしまうことがあります。だっていっぱい飲みたい。
でもこれ、おいしいコーヒーを淹れるにはNG!せっかく凝縮した味が薄くなってしまいます。
コーヒーサーバーの目盛りを参考に、1人分のコーヒー豆に対して1人分のお湯を注ぐようにしましょう。
おいしいドリップコーヒーを淹れるコツを書き出すと、いろいろあってちょっと面倒に感じます。でも実際にやってみると本当にひと手間という感じ。ハンドドリップデビューをしたら実践していきたいです。
★この記事の評価★
★★★☆☆