小布施堂の1,620円の朱雀モンブランは本当においしい?

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モンブランが好きです。しかし満足のいくモンブランってあんまり出会えない!JR名古屋タカシマヤに期間限定で出店していた「小布施堂」のモンブランを食べてみました。

1,620円のモンブラン

2018年1月下旬、JR名古屋タカシマヤの地下1階のウィークリースポットを通りかかった時のこと。

「小布施堂」の文字が見えました。

小布施堂というと、私にとっては栗のおいしいお店、というイメージしかありません。何度か栗鹿ノ子を食べたことがありますが、食べる度においしさに感激しています。

私は栗鹿ノ子しか食べたことのない小布施堂でどんなもの売ってるんだろ?ちょっと覗いてみよう・・・って、ナニコレ?!モンブラン!!?

そこには見るからにおいしそうなモンブランが並んでいました。しかも1個1,620円。

ホールじゃないのにこの値段!?

小布施堂の朱雀モンブラン

1,620円のモンブラン(1人サイズ)なんて、庶民の私にはちょっと買えないなぁ。

気にはなるけど、贅沢すぎるよねー。

・・・・

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買ってしまった・・・

どうしても好奇心に勝てなかったというのもあるけど、こんなモンブランは父も食べてみたいと思うからさ!1人で食べるわけじゃないからいいんだよ!

そんな言い訳を自分にしつつ、食べるのが楽しみで仕方ありません!

今回購入したのは「朱雀モンブラン」という商品。

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箱の正面にも堂々とアピールしています!

「栗の点心 朱雀」と「朱雀モンブラン」は別物

思わず気になって、小布施堂のサイトを見てみました。

長野県の小布施にある 小布施堂本店では「栗の点心 朱雀」という期間限定のモンブランもあるみたいですね。「朱雀モンブラン」と比べると、栗のクリームの部分が細いのが特徴のようですね。砂糖も使わず、本当に栗そのものが楽しめるもののようです。

「栗の点心 朱雀」は1ヶ月程度の期間限定で、これを求めて全国から人が集まるそうで・・・気になります。

しかし小布施まで行くガッツは私には足りないので・・・いつか機会があったらいいなぁ。

今回購入した「朱雀モンブラン」は通年商品ですが、それでもすごい迫力です。「栗の点心 朱雀」を洋風にアレンジしたものだそうです。

モンブランとヒノキの板

1,620円のモンブラン・・・としみじみしながら、取り出してみました。

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何故かヒノキの板に乗っています。(父がヒノキと言っていた)

木の香りがすごいです。モンブランにあるまじき木の香りです。高級感はあるけど、何でヒノキに乗せたんだろ?モンブラン自体の香りを楽しみたい気もするんだけどなぁ。

持ち帰り時は慎重に・・・

ケーキの持ち帰りって結構緊張します。私が乱雑なもので、よくケーキが傾いてしまうことが多いのです。。。

今回は特に高級なケーキだし、注意書きも箱に書かれています。

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が、やっぱり乱雑な私はまっすぐに持ち歩けなくて、箱にモンブランがくっついていたよね・・・自分用だからいいんだけど、ケーキをまっすぐに持ち歩けるようになりたいです・・・

とは言っても1個ずつ箱に入っているので、朱雀モンブランは大惨事にはならずに済みました。

朱雀モンブランの断面

父と半分にするのだし、何より中がどうなっているのか見たい!

カットしてみました。

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タルトをベースに、カスタード、生クリーム、スポンジの中に栗クリーム、そしてモンブランペースト・・・という感じでしょうか。

メレンゲをベースにしたモンブランもあるけど、私は生クリーム党なので、このモンブランは結構好きな構成です。

1,620円のモンブランの味は?

さて、しげしげと眺めてきましたが、やっと食べてみます!

ふむ・・・すごく、栗。さすがは小布施堂という気持ちになります。

私は今まで食べた中では、京都の「マールブランシュ」のモンブランで感激したのですが、マールブランシュのモンブランとは違います。マールブランシュのモンブランは洋菓子らしい味わいですが、小布施堂のは和菓子っぽい栗の風味です。使っている栗の種類なのかな?

栗ペースト部分は甘さは控えめのように思います。

生クリームも一緒に食べてみます。クリームと合わせて食べると、まろやかさが出ますね。

父は「栗の部分はおいしいけど、甘い部分が好きじゃない」と言っていました。多分タルト部分のことです。私的にはタルトが食感のアクセントになっていると思うので、必要な部分だと思います。

そして食べていくと、今までになかった酸味がありました。

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材料を見てみると、どうやらカシスのようです。味が単調に感じ始めた時に、いいアクセントになりました。

半分に切って、父も私も一度しかカシスを感じなかったようなので、モンブラン1個の中に2カ所しかカシスゾーンはないようです。

朱雀モンブランに1,620円の価値はある?

一人用のサイズで1,620円のケーキってお高いと思うんです。手頃なケーキ屋さんだと小ぶりのホールが買えちゃうくらいの値段と思います。

今回は勢いだけで購入したわけですが・・・買ってみてよかったなと私的には思います。

栗のおいしさを満喫できるし、「こんな高級なケーキ食べてる」という満足感もありました。

しかし私的には半分サイズでちょうどいいです。味の満足感もあるのですが、半分でも満腹感が高い!

1個丸々食べるのは結構大変そうです。おいしいのだけど、味が濃厚だからくどくなってきちゃうのも半分サイズでいいと思える理由です。

でも満足感がすごく高いし、他にないモンブランだと思います。そういう点では機会があったら食べてみる価値はあるモンブランだと思います!

朱雀モンブランはお取り寄せできる!

私はJR名古屋タカシマヤの期間限定出店で、朱雀モンブランに出会いました。

しかし小布施堂のサイトを見たら・・・お取り寄せができるみたいです!年始から3月までの期間限定で、2個セットでのみの販売のようです。

値段は送料込みで4,860円。

私は店頭で1個1,620円で買ったのだから・・・送料1,620円?!送料の負担が大きく感じてしまいます;;

そして商品は冷凍での配送だそうです。冷凍のケーキって日持ちの都合を考えると便利なんだけど、どうしても生の状態よりも味が落ちるイメージが強くて・・・冷凍配送というのは私的には気になるところです。

とは言っても実際に小布施に行くことを考えたら安いんだけどね。

味の面でも、送料の高さも気になるところですが、どうしても食べたくなったら、年始なら取り寄せできるんだと思っておけばいいのかな。

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