本当にあったかい?保温弁当箱が気になる
自宅で手作りのお弁当=冷たい、というのは今は昔。保温できる弁当箱があれば、出先で温かいお弁当が食べられます。冬場は特に温かいものが食べたいので、保温弁当箱が活躍してくれます。
保温弁当箱が気になる
私は日々社食を利用していますが、手作り弁当を食べている同僚を見ると羨ましく思います。社食もおいしいけど、やっぱり手作り弁当がおいしいですからね。
羨ましいなと思いつつ、弁当生活を実行しない理由は
- 夏は食中毒が心配
- 冬は温かいものが食べたい
- 面倒
などの理由があります。3つ目の「面倒」は完全に私の都合なのでさておき(笑)。
食中毒はホント自分で気を付けるしかないですよね。
- ナマモノを入れない
- 料理はしっかり冷ます
- 濃い目の味付けにする
などの対策方法があります。
それに対して、「温かい弁当を持っていく」というのは難しいものだと思っていました。それこそ会社に電子レンジがあればいいんでしょうけど、私の会社には設置してないんです。
でも最近は「保温できる弁当箱」というのがあるんですよね。気になります。
保温弁当箱には種類がある
保温弁当箱について調べてみたら、どうやら一口に「保温弁当箱」と言っても種類があるようです。
- 魔法瓶ケースに入れる ランチジャータイプ
- ごはんだけ温かい 一部保温タイプ
- 汁物が持っていける スープジャー
私はてっきりおかずもご飯も温かく持ち運べるものだと思っていました・・・違ってた・・・。
それぞれの特徴を調べてみました。
ランチジャータイプ
ランチジャータイプはご飯、おかず、汁物をそれぞれの容器にいれて、魔法瓶タイプの保温容器に入れます。汁物の温度ですべての容器が温かく保温できる仕組みになっています。
ZOJIRUSHI 保温弁当箱 ステンレスランチジャーおべんと
ランチジャータイプは基本的には下から汁物、ご飯、おかずの順で収納していくようです。汁物の熱によって、その上のご飯の保温をサポートする仕組みとなっています。ということはぬるめの温度の汁物だと保温効果は低くなるのかな?
そういう場合おかずはオマケで温かい・・・くらいなんでしょうか?でもほんわりでも、おかずが温かいのはいいよね。
一部保温タイプ
ごはんはしっかり温かく持ち運べる、一部保温タイプ。
ごはん容器にご飯を入れ、その容器を保温ケースに入れることでごはんのみを温かく持ち運ぶことができます。ごはん容器は電子レンジ対応になっているものが多いので、チンしてから保温ケースに入れることでより温かく持ち運べるようですね。
最初「ごはんだけが温かくても、おかずが冷たければ物足りないんじゃ・・・」と思いました。しかし「傷みやすいから」という理由でおかずの保温はしないようになっているんですね。納得。食中毒に対して敏感に考えるよりは、最初から食中毒が起きにくい状況にしておくのも大切ですよね。
スープジャー
スープジャーは名前の通り、スープ類を持ち運ぶものです。なので保温弁当箱とは違いますが、気になります。
具だくさんのスープはボリュームがあり、それだけでも結構お腹がいっぱいになります。私も献立に困るとおかず代わりに具だくさんスープをよく作ります。
スープジャーは材料を入れておくだけで、保温調理ができるのが魅力的。朝のお弁当作りの時間短縮になりますね。
こちらのフードコンテナーは「スープジャー」という名称でないこともあって、ご飯の保温にも使えるそうです。その日の気分や、残り物によっては弁当箱代わりとしても使えそうですね。
保温弁当箱のメリット・デメリット
温かい弁当を持っていけるなんて保温弁当箱最高!と思っていたのですが、やはりデメリットというものも存在するようです。
保温弁当箱のメリット
保温弁当箱のメリットは、言うまでもなくあたたかいご飯を持っていけること。
特に冬場は温かいものが食べたいし、一番の魅力ですよね。スープジャーもあれば体の中から温まれそうです。
保温弁当箱のデメリット
一方、保温弁当箱のデメリットは「重いこと」。
魔法瓶で保温しているので重たいんです。魔法瓶の水筒も、通常の水筒よりも重たいものですよね。中身が入っていない状態でも重めなのに、おかずや汁物が加わると結構な重量になりそうです。
重さもですが、弁当箱自体も大きいのもデメリットになります。保温効果のない弁当箱と同じ容量でも、どうしても保温弁当箱の方がサイズが一回り大きくなります。通勤は身軽にしたい方には大きなマイナスポイントになりそう。
しかし最近では保温弁当箱の計量・小型化が進んできているそうなので、今後改善される可能性は高いですね。
保温弁当箱の効果はどれくらい?
保温弁当箱の保温数値はメーカーのサイトなどに具体的に記載されています。
メーカーや製品によって差異はありますが、どうやら実際に使うとメーカー記載の保温効果よりも温度は下がってしまうことが多いようです。あつあつのごはんを詰めていっても、5時間後には40〜50度前後まで冷めてしまうそうです。あつあつというよりは、ほんのり温かい感じの温度でしょうか。
それでも実際に保温弁当箱を使っている人に聞くと、それなりに温かく感じられるそうです。私が聞いた人はそんなに不満に思っていない様子でした。あつあつを期待している人にはちょっと満足できないかもしれませんね。
実際にサーモスのスープジャーを使っている姉の話によると、保温は外気温に左右されるそうです。夏はやけどするくらいだけど、秋は適温よりもぬるくなっているそうです。その話を聞くと冬場だとそれほど保温効果はないのでは・・・?
保温弁当箱の効果を高めるコツ
姉に「外気温によって保温弁当箱の温度が下がる」と聞きました。外気温もあるけど、時間の経過によっても弁当内の温度は下がっていきます。
それでも保温効果を高めるコツがあります。それは「予熱」です。
- ご飯を詰める前に、熱湯で容器を温めておく
これだけ。
ちょっとしたひと手間ですが、保温効果がグッと上がるそうです。
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