家庭でも用意できる ひな祭りの食べ物

hinamatuti

ひな祭りの食べ物というと何を思い出しますか?ちらし寿司、はまぐり、ひなあられ、菱餅・・・ちょっと考えるだけでも色々ありますね。ひな祭りの食べ物を用意するのは難しそうに感じるけど、意外と家庭でも用意できますよ。

ひな祭りの行事食

ちらし寿司

ひな祭りというと真っ先にちらし寿司を思い出す方も多いのではないでしょうか?

しかし意外なことに、ちらし寿司そのものとひな祭りは関係がないみたいですf(^^;;
では、何故チラシ寿司がひな祭りに食べられるのかというと、ちらし寿司に使われる

という縁起のいい具が祝いの席にふさわしいとされているからなんです。

ちらし寿司を自宅でゼロから作ろうと思うと、慣れていないと面倒に感じてしまいます。そんな方には市販のチラシ寿司の素がオススメ!


成城石井 ちらし寿司の素

市販のちらし寿司の素でも、海老や三つ葉を飾るだけで華やかで豪華な仕上がりになりますよ!

もうひと手間加えて茶巾寿司や巻きずし、雛人形に見立てた飾り寿司などにすると、雛祭りの雰囲気がもっと盛り上がりそう。

はまぐりの吸い物

はまぐりの貝殻は、対になっている貝殻でなけれなピッタリと合いません。このことからはまぐりは仲のいい夫婦を表し、一生一人の人と添い遂げるようにという願いが込められています。

はまぐりの吸い物に菜の花などの旬の野菜を入れることで、見た目も華やかに仕上がりますよ。

また、平安時代にははまぐりの貝殻を使った「貝合わせ」という遊びが行われていたそうです。一枚ずつに分けたはまぐりの貝殻の内側に絵や文字を書いて伏せておき、神経衰弱のように合うものを探すという遊びです。


貝合わせ (絵合わせ) 【迎春】

現在でも貝合わせはあります。
流石に貝合わせの遊びで使うことは少ないようですが、お祝いに飾ったり、テーブルのポイントにあしらうことで季節感を演出できますよ。

菱餅

3色重ねのカラフルな菱餅は、雛祭りの演出に欠かせないですよね!


杵つき餅 ひしもち

この3色の色には、きちんと意味があります。

ピンク 魔よけ
桃の花
清浄
純白の雪
長寿や健康
草萌える大地

このカラフルな色。現在は着色料を使っている店もあるかもしれませんが、かつては

で、色付けされていたそうです。よもぎは増血効果、ひしの実は血圧を下げる効果、くちなしには解毒作用があると言われています。

また、菱形は「心臓」を表していると言われています。菱餅には災厄を除こうという気持ちや、娘の健康を願う親の気持ちが込められているそうです。

ひなあられ

一口サイズのカラフルなひなあられも雛祭りには欠かせないですよね。

ひなあられについて調べてみると、意外と奥深いようです。

ひなあられの色

ひなあられは3色のものと、4色のものがあるそうです。

3色バージョンは菱餅と同じで緑、白、ピンク。これは菱餅を砕いて作ったからなのだそうです。

一方4色バージョンのひなあられは、四季を表しているそうです。ピンク、緑、黄、白。確かに春夏秋冬をイメージするカラーですね!

地域で違うひなあられ

ひなあられというとどんな形を思い浮かべますか?実はひなあられって関東と関西で違うんです。

関東風 kanto 関東のひなあられは甘い味付け。
ポン菓子の中に着色した粒が混じっています。
関西風 kansai 直径1cmくらいのあられに、
しょうゆや塩などで味付けしています。

ちなみに愛知県育ちの私は、甘口の関東風の方が馴染みがあります。関西風のしょっぱいひなあられを初めて知った時のは割りと最近なのですが、甘くないことが衝撃でした!

あられではないのですが「花あわじ」という雛祭り期間しか売っていないお菓子も好きなんですが、生産していたいずみ製菓が菓子事業部から撤退してしまったそうで・・・とても残念です;;

白酒

個人的には雛祭りというと「甘酒」のイメージが強いのですが、白酒が本来のものだそうです。


博多練酒(純米酒)

もともとは桃の花びらを漬けた「桃華酒」というものが飲まれていたそうです。桃は邪気を祓い、気力や体力の充実をもたらすと言われており、薬酒のひとつとして中国から伝わりました。

江戸時代になると、みりんに蒸した米や麹を混ぜて熟成させた白酒が親しまれるようになったそうです。桃の花との色の対比が紅白でおめでたいので、定着していったそうです。

とはいっても白酒はアルコールの入った、本物のお酒!子供さんには勧めちゃダメですよ!

雛祭りの主役である子供には、アルコール成分の低い甘酒でお祝いしましょう。


紅白甘酒セット

赤そば「高嶺ルビー」のそば粉を使った、ピンク色の甘酒!紅白並べると彩りもキレイで、お祝いムードが高まります。

雛祭りスイーツ

伝統的なひなまつりの食べ物もいいけど、子供のお祝いだからこそ子供の好きなモノを用意したいですよね。

特に雛祭りをモチーフにしたスイーツは近年増えてきていますよ。

和菓子

雛祭りは伝統的な行事。やっぱり和菓子の種類は豊富ですね。


【ひなまつり】菱ゼリー

これは定番ですよね!個人的に菱餅というと本物よりも、こっちの菱餅型のゼリーのお菓子の方がイメージが強かったりします。


お内裏様とお雛様

雛人形をモチーフにしたモチーフにした上生菓子。季節感がありますね!

洋菓子

ひなまつりケーキって私が子供の頃から出回っていた気がするんだけど・・・意外と歴史長いのかな?
子供だと和菓子よりも洋菓子の方が食べ慣れているから、和菓子よりもうれしいかも。


ひなまつりデコレーションケーキ

卓上にデコレーションケーキがあると、一気に華やかになりますね!


ひなまつり(雛祭り) お絵かきマカロン

綿菓子みたいなキュートなマカロン♪ひなまつりパーティーに来てくれた子へのお土産にもオススメ。


長崎カステラ 大竹堂の桃カステラ

長崎独特の桃カステラは、桃の節句のひなまつりにピッタリですね。

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★★★☆☆

  
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