NHKあさイチのウルトラ蒸しショウガは本当においしいのか?
冷え性に利く食べ物といえば、やっぱり生姜!2013年1月15日に「あさイチ」で放送していた『ウルトラ蒸しショウガ』を作ってみました。
ウルトラ蒸しショウガって?
NHKのあさイチで紹介していた「ウルトラ蒸しショウガ」を知っていますか?
乾燥生姜を作っている人は結構いるかと思いますが、ウルトラ蒸しショウガはその名の通り「蒸し」ているんです。
蒸すことによって通常の乾燥生姜よりも、ショウガオールが豊富に含まれます!ショウガオールは体を中から温める成分。冷え性に生姜が利くというのは、ショウガオールのおかげだったのですね。
ウルトラ蒸しショウガの作り方
- ショウガの節目に沿って1,2mmの厚さでスライスする
- 蒸し器に蒸し布orクッキングシートを敷いて、重ならないようにショウガを並べる
- 30分程度蒸す
- 天日で丸一日、室内なら1週間程度干
蒸し時間によってショウガのニオイが変化していきます。最初はレモンのようなニオイですが、蒸し上がってくると甘いニオイになっていきます。ニオイによって蒸し時間の目安がわかります。
ウルトラ蒸しショウガを食べた感想
おいしいです!
あさイチの説明で「お芋のような香り」と言っていましたが、本当においもみたいなニオイがしました。味もほんわり甘い感じ。
とは言ってもそれは一口目。しばらくするとショウガらしい味はちゃんとあります。なのでショウガが得意でないという人にはやっぱり食べにくいかもしれませんね。
ウルトラ蒸しショウガのデメリット
乾燥生姜よりもおいしいし、手軽にショウガを摂取できるからウルトラ蒸しショウガを続けたい!と思うものの、ちょっとデメリットが気になりました。
作るのが面倒
なんといっても、これが一番重要なポイントかも。
ショウガをラクにカットする
ウルトラ蒸しショウガに適した厚みは1、2mm。包丁の扱いが苦手な私には均等にカットするのが難しいです(>_<)
こういう時はスライサーを使えば簡単。
特に厚み調整機能付きのスライサーを使えば、理想の厚みにスライスできるのが便利!
蒸し器に収まらないショウガ
スライサーを使えばカットは簡単にできますが、蒸すという作業も面倒に感じます。
ショウガ1個分を蒸すのに、2段重ねの蒸し器を使いました。これが1段の蒸し器だったら、2回蒸す作業をしなければなりません。
しかも蒸し時間が30分程度かかるのも面倒なところ。じっくり蒸すから甘みが引き出せるのだとは思うけど、30分も蒸し続けると光熱費も気になります。
今回は使いませんでしたが、電子レンジ用の蒸し器もあります。しかし電子レンジ用の蒸し器はサイズが小さいので
- 入れ替える
- 加熱
を何度もしなきゃいけないと思うと、かえって手間がかかりそうですよね。まぁ我が家にある電子レンジ用の蒸し器は肉まん用のものだし、一段タイプだから使い勝手が悪いだけかも。
電子レンジ用の蒸し器でも2段重ねのものを使えば、効率よく作業ができそうです。
ショウガを干す
蒸したショウガは天日、または室内で乾燥させます。
夏場だったら干し野菜の乾燥も早いのでしょうが、冬だと日照りも少ないので乾燥させるのもひと苦労。外だと風が強い日もあるから、生姜が吹き飛ばされちゃいそうです。しかも乾燥作業に電子レンジは使えません。
今回は特に天気が悪いタイミングで蒸してしまって・・・乾燥させるのに苦労しました;干す作業がもっと簡単にできたらいいんだけどなぁ。
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