フワフワした歯ごたえって初体験…香川県のおいりを食べてみました
めざましテレビのイマドキコーナーで知った、おいりという香川県のお菓子。名古屋三越の栄本店で購入してみました。カラフル小粒でかわいいビジュアルはテレビと一緒。味は…思ってたんとちがう!
おいりのビジュアルはかなりファンシーかわいいです。
カラフルなパステルカラーミックス。
ピンク、水色、イエロー、オレンジ、ホワイト。5色がいい感じの淡いかわいい色なんです。
東京発、話題性重視の女子向けスイーツ(めざましテレビのイマドキ情報)にトッピングされるのも納得!のふんわり感があります。
こども(小学一年生)の手に載せてもらいました。
おおっこうしてみると、おいりの球体には大小あるんですね。
サイズの不揃い感が、かわいさを引き立てます。
予想以上に軽い食感のおいり
さて生まれて初めて、おいりを食べてみます。
食べる前は「あられっしょ?じゃぁあられな味なんでしょ」と軽く見ていたのですが…
パクっ!
…えっ?軽い!か、軽いぃぃ!!!
口に入れて、おいりを一口かむと、いや、かむほど力を入れなくてもスーッと溶けていきます。
まるで夢のような口溶け。
食べた実感がありません。
では確認のためにもう一つ…またもやスーッと!
フワフワの歯ごたえって初体験
スーッと溶けますが、あられなので歯ごたえがあります。
でもフワフワに近い歯ごたえがあるんです。
フワフワした歯ごたえ、初体験です。魅力的です。
やるな、おいり。
ひなあられとおいりは味が違う
ウィキペディアおいりでは「ひなあられの風味に似た」って書いてあるけど、名古屋周辺のひなあられとは違います。
愛知県のひなあられはもっとポリポリとした固さがあり、穀物や砂糖の味が強くあります。
香川県のおいりは強い味がしません。
スーッと軽い口溶けの後に、穀物由来の甘みが、口中にほんのり残ります。
おいりの特徴は、淡くほんのり味とスッと溶ける口溶けです。
味と口溶けのバランスが良く取れています。
香川県の幸せのお菓子?
ところでおいりの外袋には「さぬきのおいり 幸せのお菓子」と書いてあります。
調べてみたら、おいりは結婚披露宴の引き出物や嫁入り挨拶として配られるお菓子だそうです。おめでたいときの幸せのおすそわけあられなんですね。
おいりの柔らかく軽い印象は、若い新嫁さんの清純さを表現しているようです。
おいりの生産される地域は、香川県の特に西讃地方から愛媛県の西条市以東あたり。
鳥取県にもおいりというお菓子があるようですが、検索すると、こちらはブロック化したポン菓子でした。甘くてポリポリ感がありそうです。
おいりwithおふせんべい
今回三越で購入したおいりですが、フタを開けると以外なことに…
大きなふせんべいが乗っていました。2枚も!
おいりのまるまるツブツブだけではビジュアルのインパクトに欠けますもんね。1粒のサイズは小さいので、駄菓子といわれかねません。
そこに大きなふせんべい☓2枚を載せることで、ちゃんとしたお菓子が大入り、しっかりとした贈答品としての品格が高まります。
おいりはおいしい、かわいい
おいりは味、ビジュアルともにギフトとして使えるスイーツでした。
カラフルなパステルカラーと軽い口溶けは女性に喜ばれます。
ノンオイルで甘すぎないのでヘルシーっぽく、食べても罪悪感がありません。
ひと粒が小さくて口溶けがよく、小さな子供も食べられます。歯の弱ったお年寄りも、お茶と一緒に食べられます。
外箱や包装に高級感を持たせれば、ご家庭向けのギフトに使えるのでは?
お土産・お持たせにマカロンとかショコラとか言っておらずに、和菓子のかわいさにも目を向けてほしいと思いました。
★この記事の評価★
★★★☆☆