折れた!泡立て器でもう失敗したくない
10年使った泡立て器がポッキリ折れました。木の柄がボロボロになってワイヤーがはずれちゃった…丈夫で、一生使える泡立て器を失敗せずに買いたいです!泡立て器なんてシンプルなキッチングッズでも、材質やデザインがいっぱいで、フランスのマトファーがいいのか、貝印のシリコン製やパール金属の方が信頼できるのか、何を選べばいいのか悩みます。
泡立て器が壊れました
ポッキリ…
木製の柄とホイッパーのステンレスの接続部からポッキリです。
木の部分が傷んでボロボロになり、柄の先が抜けてしまいました。
買って10年目…泡立て器のようなシンプルなキッチンツールが壊れるとは…ここ2,3年食洗機で洗ってたのが痛みを早めたかもしれません。
壊れないと思っていたモノが壊れると「まさか…」と寂しい気持ちがします。
もう二度とこんな壊れ方しない、丈夫で使いやすい泡立て器を買いたいです。一生使いたいのです。調査と情報収集をバッチリして、商品を厳選して買いたいと思います!
ホイッパーとビーターと泡立て器とクリーマー
インターネットで情報を集めるため、まずは検索ワードを考えました。
「泡立て器」だけでは情報が広く得られないかも…カタカナだとホイッパー?電動ミキサーの羽根部分をビーターともいうけど…ウィスクと言うのもきいたことあります。
泡立て器
「泡立て器」で検索すると、様々なメーカーの泡立て器が表示されます。ホームセンターでもおなじみのパール金属や貝印でなんとなく安心します。
ホイッパー
「ホイッパー」で検索すると「マトファーMatfer」というメーカーがたくさん表示されます…海外の有名メーカーなのか?
マトファー
マトファーはフランスの製菓・調理器具メーカーだそうです。
フランスとは…イメージが良いですね。そのうえ
Matfer社は、フランスにて創業1814年の製菓・調理道具メーカーです。 今日、同社のフランス国内における市場占有率は70%であり、世界各国に輸出するとともに、製菓調理道具業界の指導的立場にあります。
指導的立場とは…信頼できそうなイメージですね。
マトファーの泡立て器は良さそうですが、家庭で料理にもお菓子作りにも万能に使いたいので、他の商品と比較してから決めたいと思います。
電動と手動
泡立て器を調べると、電動ミキサーも表示されました。
なるほど電動でも手動でも、同じ泡立て器ですね。
卵をほぐしたり、味噌を溶いたり、こどものおやつのケーキの生地を混ぜたりと手軽に使う泡立て器が欲しいので、今回は電動ミキサーは検討しないことにします。
材質
画像検索すると、ステンレス製でない泡立て器が多く表示されました。ちょっとびっくり。
シリコン製の泡立て器はカラフルでキレイな色です。一昔前はシリコンのキッチンツールは売っていませんでした。時代は変わりましたね…材質によって、どんな違いがあるのでしょうか?
シリコン製
シリコンの泡立て器は、色がキレイなのがメリットかな?と思っていましたが、実用面でも良いようです。
金属製のボウルで泡立てても音が出ず、金属同士の接触によるクリームの変色もありません
貝印 ラバーウイスク (シリコーン) 25cm DL-5920
そういえば生クリームの泡だてって、金属音がうるさいですね。
泡立てしている本人は一生懸命なので気になりませんが、家族がガシャガシャやってると気になります。ツノが立つまで泡立てるにはけっこう時間もかかるし。
ナイロン製
ナイロン製の泡立て器は、かわいいデザインが多いです。キティちゃんなど子供用のキッチンツールではナイロン製が中心のようです。
機能やメリットはシリコンと変わらず、
- 金属音がしない
- ステンレスのボールを傷つけない
ナイロン製泡立て器のは耐熱温度は180℃程度です。食洗機も使えそうですね。
シリコン製とナイロン製の泡立て器は、お米とぎにも使えます。うーん魅力です。
ステンレス製
ステンレス製泡立て器は、昔からのキッチン道具なので信頼感があります。
メリットは
- 耐久性が高い
- 種類が豊富
- 実物を確認して買いやすい
ステンレス製なら、ワイヤーがポキッと折れることは無いですよね。
専門家も使う道具なので、サイズや種類が豊富です。自分の使い方や収納場所に合わせて選べそうです。
一般的な商品なので、一般のホームセンターや雑貨屋で売っています。手に持って柄の太さや全体の重さを確認できますね。自分の手にしっくりくる泡立て器を選べます。
泡立て器の形
泡立て器の形にも種類があるようです。
スタンダードな泡立て器だけでなく、バネみたいのもあるし、ワイヤーのおたまのような泡立て器もあります。本当にこれで泡立つのかな?
泡立て器って毎日使うわけじゃないからキレイに片付けたいのに、サイズが大きくて収納場所に困ります。キッチンの引き出しに片付けたいので、機能を満たしてさらに省スペースなモノが希望です。
貝印 SELECT 100 ターナーウィスク DH-3119
これが気になってました!泡立て器?なにか他のモノ?なの?泡立て器を調べて、何に使うのか分かりました。
貝印の商品紹介では
鍋やフライパン底をこそぎ混ぜるのに便利(特にホワイトソースやカレーなど粘度のあるものに便利です)。タマゴ焼きなど粗く混ぜるのものにもGOOD。ターナーのように返し機能としても使えます。
だそうです。
泡立て器をじゃなかった!
こ、この合わせ技は…!
ワイヤーの中にコイルが入っています。2つの泡立て器を合体させたようなスタイルです。
貝印では
コイル状のビーターが泡立ての効率をグッと向上させます。
と紹介されていました。
スタンダードな泡立て器に、さらに泡立て機能を向上させるようなパーツが追加されています。
生クリームやメレンゲ作りに、かなり役立ちそうです!
この泡立て器は、食洗機では洗えません。細かいパーツを手で洗うのは大変そうです。
この泡立て器!子供の頃、母が持ってました!なつかしい!
「世の中には役に立たない道具があるのだな」と子供心にしんみりしたキッチンツールです。
ハンドルを回すとビーターが回転して泡立つ仕組みです。が、右手でハンドルを回すと、左手の泡立て器がぐらつくんです。一度ぐらつくと、さらにハンドルが回しづらくなります。
けっきょく「まぜる・泡立てる」より「ハンドルを回す」のに意識が集中しちゃって、いつまでたっても泡立ちませんでした。
子供が使うには難しいキッチングッズだったのかもしれません。
貝印の商品紹介ではビーターがダブルだから撹拌能力が高いと紹介されていました。大人になった今なら、上手に使いこなせるかもしれません。
たためる泡立て器
収納スペースを重視するなら、たためてフラットになる泡立て器もありました。
Joseph Joseph ツイスト 【取り外し可能で2つの使い方ができる泡立て器】
ハンドルをひねるとワイヤーがフラットーバルーンで切り替えできます。つまりターナーになったり泡立て器になったりします。
サイズは295×80×70mm (フラット時/295×80×40mm)
高さ4cm、キッチンの引き出しに入れるには、一番便利な泡立て器のようです。
スタンダードな泡立て器の種類
これまで泡立て器のデザインや材質を調べてみて、私はスタンダード型のステンレス製を買いたいと思いました。
あとは商品を選ぶだけ…と思ったら!
昔からのスタンダードな泡立て器にも「ドレシング」「スイーツ」「和菓子用」「ミニ」など様々な用途が書かれています!
信頼のフランスのマトファーにいたっては、長さ350mmから500mmまで長さが選べて、そのうえハードとかロングとか卵白用とか書かれています…業務用か玄人向けですね。
欲しい泡立て器の選び方
昔ながらのステンレス製の泡立て機でさえこんなに種類があると、自分の欲しい商品がわからなくなりそうです。心配でドキドキします…落ち着かなくては…
どうやって泡立て器を選ぶのか、再確認してみました。
- 使用目的を決める
- サイズを選ぶ
この2段階で、自分にピッタリの泡立て器を選びましょう。そのうえで価格と相談です。
泡立て器の使い方
まずは泡立て器を何に使うのか具体的に考えます。
- マフィンやパンケーキの生地をまぜる
- 蒸したじゃがいもと牛乳を混ぜて、フワフワポテトサラダを作る
- 卵をときほぐす
- 味噌汁の味噌を溶く
あ、たったこれだけ?意外と使い道は少なかったのでした。
長時間の泡立ては電動ミキサーを使うので、今回買う泡立て器のワイヤー数は、多くなくてよさそうです。
それよりも丈夫さがポイントです。じゃがいもをホイップするのはけっこう重いのです。
泡立て器に求めること
他に泡立て器を選ぶポイントは
- オールステンレス製
- キッチンの引き出しに収まるサイズ
です。
今回新しい泡立て器を買う理由は、木製ハンドルがボロくなって、そこから泡立て器が分裂したからでした。もう木製はやめます。
サイズも重視しています。我が家のキッチン引き出しは、深さ6cmです。出し入れで引っかかって、泡立て器のワイヤーが曲がったりするのは避けたいです。
泡立て器の全長よりも、直径サイズで選ぶことになりそうです。
素材とデザインから候補を選び、その中でサイズピッタリの泡立て器を買います。
泡立て器のサイズの選び方
泡立て器はたいてい「メーカー名、素材名、何cm」という表示で通販されています。
全長が短かければ、直径も小さいだろう、と予想して、短めcmの泡立て器から商品を見ていきます。
サイズ:(約)幅50×全長225mm
幅5cm!引き出しサイズより1cm小さいので、余裕で片付けできます。お値段700円程度もお安いですね!
パール金属 泡立て器 25cm ステンレス EEスイーツ D-4710
サイズ:(約)幅63×全長268mm
パール金属のシリーズで、全長が25cmになると幅は6cm。直径が1cm大きくなります。
これより大きいサイズは…
パール金属 EEスイーツ ステンレス製 泡立て 30cm D-4711
サイズ:(約)幅65×全長320mm
全長が5cm長くなっても、直径は5mm大きくなるだけです。
これまでの泡立て器とサイズを比較する
これまで使っていた泡立て器は全長31cm、幅6.3cmくらいでした。
パール金属の3種類の泡立て器と比べてイメージしてみます。
長さ21cmを定規で測ると…いかにも小さい。
21cmの泡立て器で、これまでのようにお料理できるかな?大家族なので、マフィンやクッキーはレシピの2倍量、ポテトサラダは家族人数x2日分まとめて作るので、かなりの量です。
これまでの31cmより短くてもいいけど…じゃあ25cmかな?
食洗機で洗える泡立て器
泡立て器が食洗機で洗えかどうかも、気になります…が商品説明に書いてありません。
オールステンレス製だから、食洗機OKってことでいいのかな?
泡立て器のデザイン
パール金属はサイズが豊富でうれしいです。そして商品も豊富で悩ませます。
だって!もっと安い泡立て器がありました。
お安い泡立て器
なんと300円台!
サイズ:(約)幅60×奥行60×全長280mm
サイズ感もイイ!長さ28cmは長すぎず短すぎず、直径6cmで引き出しに収まります。
じゃあ素材は?
材質:金属部/ステンレス鋼、ハンドル中芯/ナイロン(耐熱温度200度)
オールステンレスじゃないからお安いのでしょうか?
2つの素材をくっつけた泡立て器なので、10年使うとまた接続部で分裂しちゃうかもしれません。
今回は壊れない泡立て器を買いたいからな〜
ドレッシング用泡立て器
他に気になった商品はこれです。
貝印 SELECT 100 ドレッシングウィスク DH-3118
サイズ:165×47×47mm
サイズは小さいのですが、商品説明に魅せられました。
- 線材が重ならず底あたり良いので効率良く混ぜられる (つぶしながら混ぜられる)
- 通常のワイヤータイプより洗い易い
洗いやすい…すてきなことですね〜
ドレッシングしか混ぜられないかな?と思いましたが、レビューで小麦粉、卵、だし粉(お好み焼きですね!)を混ぜてる方がいたので、マフィンやクッキー生地も混ぜられそうです。
ただ素材が2種類使ってあります。
金属部/ステンレススチール、ハンドル内部品/ポリプロピレン(耐熱温度110度)。
長年使ってる間に、接合部から分裂しないか心配ですね。
マトファーの泡立て器
「プロ用ね」とわかっていても、気になるマトファーの泡立て器を見てみます。
全長25cmなら外径(泡立部mm)6.5cmです
全長30cmになると外径(泡立部mm)7.5cmで、我が家のキッチンにはサイズオーバーでした。
レビューでは、マトファーの泡立て器はワイヤーが太くて、本数が多すぎないため泡立てしやすいそうです。
ワイヤー本数が多くないので洗いやすく、衛生的に使えるのも良いようです。
私は食洗機対応なのが良いと思います。食洗機は高温で洗うので、殺菌ができますよね。
いろいろ泡立て器を比較してみましたが、やっぱり直径サイズが気になります。キッチンの引き出しに片付けたいので6cm以下がいいな。
すると21cmから25cm程度の泡立て器を買うことになりそうです。
★この記事の評価★
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