どれが便利?使いやすい皮むき器

peeler

包丁の扱いが上手なら持っている必要はないかもしれないけど、恐らくどの家庭にも置いてありそうなキッチン道具のひとつに「ピーラー」があります。ようは「皮むき器」ですね。シンプルな道具ですが、ピーラーにはいくつか種類があります。自分にあったタイプを選ぶことで作業が簡単にできますよ。

ピーラーの選び方

ピーラーには「T型」と「I型」の2種類があります。

T型ピーラー

ピーラーには大きく分けて2種類の形がありますが、日本で馴染みのある形はT型の方だと思います。百円均一でも販売されています。「Y型」とも呼ばれるそうです。


OXO (オクソー) OXO Y字ピーラー

T型ピーラーは馴染みのある形なので、誰もが一度は使ったことがあるのではないでしょうか?小回りは難しいですが、レンコンや大根など大きめの野菜の皮を剥くときに特に使いやすいです。

I型ピーラー

名前の通り、アルファベットの「I」と同じく直線上の形状をした皮むき器です。


SELECT100 I型ピーラー (DH-3001)

持ち方としてはナイフと似た感じで、小回りが利きやすい形状です。コツを掴むまでは少々使いにくいですが、慣れるとナイフのような感覚で扱えます。先端が尖っているので、ジャガイモの芽を取ることもできます。

素材から選ぶピーラー

ステンレス

ピーラーで人気の素材はステンレス製のものです。


皮むき器/皮剥き/川嶋工業/台所育児シリーズ

ステンレスはサビに強く軽いので、お手入れが簡単です。切れ味がいいのも魅力です。

セラミック

ステンレス以外では、セラミックの素材もオススメ。


京セラ セラミック ワイドピーラー セラミックも錆びないことが魅力ですが、見た目が刃物っぽくないので料理を始めたばかりの子供さんでも抵抗なく使いやすいと思います。とはいっても切れ味が悪いわけではないので、使う時は注意が必要です。

ピーラーを皮むき以外に使う

ピーラー=皮むき器だと思っていませんか?メインの使い方は確かにそうなのですが、実はピーラーは皮むき以外にも使えるんです。

キャベツの千切り

ある程度の包丁技術を持っていないと細かく切れないキャベツの千切り。実は、ピーラーを使えば誰でも簡単にできます!

半分に切ったキャベツを、断面の方からピーラーを滑らせます。ピーラーは皮を剥くことを前提に作られた道具なので、切るときに余分な厚みができずに切ることができます。ピーラーを使って千切りを作るとプロのような細かい千切りが作れますよ。


【復刻版プロピーラー】ピーラー キャベツ 千切り ステンレス

キャベツの千切りに適した、専用のピーラーもあります。実際に使ったことはないのだけど、やっぱり千切りするなら使いやすいのかな?

ごぼうのささがき

固さのあるごぼうのささがきを作るのは結構な労力ですが、これもピーラーを活用すると簡単。まな板など台の上で固定して作業すると、安定感が出てスムーズに作業ができます。

ニンジンも同じようにピーラーを使えば、簡単に均一の薄さでスライスできます。

チョコレート削り

ピーラーを使えば、チョコレートを削るのにも簡単にできます。細かく削ったチョコレートはテンパリングに使うときにも重宝します。また、ケーキやアイスクリームのトッピングにも使えます。


ハートチョコ削り器

でもチョコレートを削るだけなら、専用の道具の方がやりやすそうかも。ケガの心配もなさそうだし。

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