挽きたてコーヒーのための、コーヒーミル選び

coffeemill

自分でコーヒーを淹れるとき、コーヒーミルを使っていますか?予め挽いた状態のコーヒーと、挽きたてのコーヒーでは味が大幅に変わります。家庭で使いやすいコーヒーミルの選び方を調べてみました。

挽きたてコーヒーがいい理由

コーヒーは専門店はもちろん、コンビニや缶コーヒーでも「挽きたて」という謳い文句でアピールしていることが多いですよね。「挽きたて」であることはそんなに重要なのでしょうか。

1日前に挽いたコーヒーと、挽きたてコーヒーで香りと味を比較した結果を見ました。

1日前に挽いたコーヒー 香りが弱い
甘さが少なく、酸味が残る
挽きたてコーヒー 甘い香り
後味の余韻も長い

1日でも香り、味ともに大きな差が出るという結果になっていました。これは困る!

酸化はコーヒーの敵

挽いた状態のコーヒーの味が落ちる原因は、酸化。

コーヒー豆を細かくすることで、

豆の表面積が増える

空気に触れる面積が増える

酸化しやすくなる

ということです。

コーヒー初心者である私は、以前書いた記事「コーヒー初心者がハンドドリップデビューするのに必要な道具5つ」ではコーヒーミルについては軽視していましたが・・・コーヒーミル、おいしいコーヒーのためには大事なアイテムです!

コーヒーミルは使う頻度で選ぶ

コーヒーミルを選ぶポイントはいくつかあります。

どれも大切なポイントですが、「コーヒーを飲む頻度」というのは重要な項目だと思います。

高いミルを買ってもコーヒーをあまり飲まなければもったいないし、頻繁にコーヒーを飲むのに毎回使いにくいミルを使うのは不便です。

手動、電動どっちが便利?

コーヒーミルは大きく分けて、手動タイプと電動タイプがあります。


HARIO ( ハリオ ) 手挽き コーヒーミル スモール

手動のコーヒーミルというと、こういうレトロなデザインをイメージします。いかにもおいしいコーヒーが挽けそう!


Kalita 電動コーヒーミル CM-50 (ブラック)

それに比べて電動のコーヒーミルはなんとも味気がない・・・

インテリアも兼ねて、デザインとしては手動の方が断然好みです。

しかしネットで実際に手動タイプのコーヒーミルを使った人の感想では「毎日、毎回使うとなると面倒」というものが目立ちました。コーヒーをゆっくり淹れる時間がある時はいいけど、毎日手軽に使うという点では断然自動タイプの方が便利みたいですね。

メリット デメリット
手動 雰囲気がいい 時間がかかる
結構力がいる 
電動 早い 音がうるさい
電源コードが必要 

ざっくりまとめると、メリットデメリットはこんな感じでしょうか?

以下は自動タイプをメインに、コーヒーを飲む回数に合わせたコーヒーミル選びのポイントをまとめてみます。

コーヒーを飲む回数が少ない人のためのコーヒーミル選び

コーヒーを飲む回数が少ない人は、コンパクトサイズのコーヒーミルがオススメ。

多少使いにくいデザインでも、飲む回数が少ないならそこまで気にならないと思います。それよりも収納のしやすさを重視したい!


Zenco 手挽きコーヒーミル

手動はイマイチ、と言ったばかりですが・・・コンパクトさを重視すると、手動タイプが多いようです。

しかしステンレスボディの手動ミルは、レトロデザインの手動タイプと違ってスマートで収納もしやすそうです!収納時に困るハンドル部分も分解できるので、引き出しに収納する場合でも収まりよさそう。

コンパクトなので、持ち運びもしやすいです。しかも手動タイプだから、アウトドアでも挽きたてコーヒーが楽しめる・・・!手動は手動で、メリットもありますね。

毎日コーヒーを楽しむ人には自動タイプのコーヒーミル

毎日、特に朝コーヒーを飲む人には挽くのが早い自動タイプのコーヒーミルがオススメ。


Melitta(メリタ) 【電動コーヒーミル】 パーフェクトタッチII

電動ミルでは粒度調節ができるタイプがいいそうです。粒度調節ができないタイプのコーヒーミルは、一定の粒度にするのが難しいからだそうです。

こちらのコーヒーミルはダイヤル式で4段階に粒度を調整できるそうです。ワンタッチで挽きたい豆量が選べる目盛りも付いており、家庭で使うには程よいコーヒーミルだと思います。

本格的に楽しむ人のための臼式コーヒーミル

毎日どころか、1日に何杯もコーヒーを楽しみたい方は、ちょっと奮発していいコーヒーミルを購入するのもよさそうです。

電動のコーヒーミルはカッター式と、臼式・コニカル刃の大きく2タイプに分かれます。違いはコーヒー豆の挽き方。臼式のコーヒーミルの方がコーヒー豆を均等に挽けるそうです。

「それなら臼式の方が絶対いいじゃん!」と思うのですが、臼式のコーヒーミルは

というのがネック。

その分

なのですけどね。台所での設置場所やコーヒーを飲む頻度で購入を考えるのがよさそうです。

人気の本格的コーヒーミル

本格タイプの中でも特に人気の高いコーヒーミルを集めてみました。

みるっこDX


フジローヤル 小型高性能ミル みるっこDX 【スタンダード】 レッド R-220

みるっこ・・・なんともゆるい響きのコーヒーミル。

ですが、業務用としても使われる、信頼性の高いコーヒーミルです。デザインもシックでステキです。

みるっこ推しのサイトでは

と手放しで褒められています。

「1日2回以上、6年間使っていても壊れない」という耐久性の高さはいいですね!本体は4万程度と安くないのですが、それだけ長く使えるなら納得できます。

ナイスカットミル


Kalita ナイスカットミル (ブラック)

みるっこと並んで人気のナイスカットミルですが、2016年3月に廃盤となっているそうです・・・!

業務用ミルをそのまま小型化しているそうです。耐久性もあり、長く使えるそうです。

替刃もあるそうですが、廃盤なんだよね。。。今後どうなるんだろう?機能性から人気のあるものなので、廃盤になったのは残念ですね。

ボダム コーヒーグラインダー

みるっこ、ナイスカットミルよりもライトな印象のデザインですが、並んで人気があるのがボダムのコーヒーグラインダー。


bodum BISTRO 電気式コーヒーグラインダー

コンパクトなデザインで、みるっこ、ナイスカットミルよりも値段が手頃です。

低速回転で熱の発生や騒音を抑えるコニカル刃を使用しているそうです。粗挽きから、エスプレッソ用の極細挽きまで対応しているので、挽き方にもこだわりがある方も満足できそう。

静電気が起きにくい耐熱ガラスを使っているのも人気のポイントみたいです。

この記事の評価

★★★☆☆

  
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