色どりきれいに 完食したくなるお弁当作り
幼稚園・通勤の毎日のお弁当や遠足の行楽など、お弁当を作る機会は多々あります。みなさんはお弁当を作るとき、何に注意していますか?お弁当を完食してもらうにはコツがあります。全体の色どりや、味付けにひと工夫を。少しの工夫でマンネリ打破、お弁当の食べっぷりが変化するかもしれませんよ!
食欲の出るお弁当とは
食欲がでるお弁当とはどんなお弁当でしょうか?
考えてみれば、私達がお店で買うお弁当は見た目で選んでいますよね。お弁当は、見た目が華やかだと食欲が湧くのです。
家庭で作るお弁当でも同様です。お弁当を作るときは色どりに気をつけてみましょう。たとえ美味しくても・・・茶色っぽい煮物ばかりでは食欲が沸きにくいものです。
食欲を感じるお弁当を作るためには彩りよく見えるように詰めるのがポイントです。これは彼氏向けの勝負弁当でも、毎日作る学生向け・お父さん向けの弁当でも変わりません。特に子供は見た目にこだわることがありますから、完食目指してお弁当の見た目を工夫してみる価値はありますよ。
彩りのよいお弁当にするコツ
では彩りの良いお弁当にする具体的な方法を2点ご紹介します。
お弁当、キレイの3原色
お弁当を彩りよく見せるには黄・緑・赤の三色を入れるようにします。これを私は「お弁当、キレイの三原色」と呼んでいます。
- 黄=玉子焼き、チーズ、とうもろこし
- 緑=ブロッコリー、インゲン、アスパラガス
- 赤=プチトマト、ハム、カニカマボコ
これらの食材は色どりが華やかで、お弁当の食材としても使いやすいものです。インゲン、アスパラなどの野菜系は冷凍食品として販売されているので、冷蔵庫にストックしておくと便利ですよ。
脱・茶色弁当
「茶色弁当」と呼ばれて倦厭される肉や煮物が多く入った弁当も、周りに綺麗な彩りを配することで綺麗に見えます。例えば焼肉の隣にブロッコリーを添えたり、煮物の隣に卵焼きを並べたりします。おかずレシピをお肉と野菜を組み合わせた豚肉のインゲン巻きなどにするのもいいですね。
お弁当箱に黄、緑、赤の3色の食材で色鮮やかなおかずを詰めると、見た目が華やかで食欲が湧くお弁当になります。
お弁当グッズを使う
『キャラ弁』という言う単語ができるほど、キャラクターをモチーフにした可愛らしいお弁当を作ることがブームになっています。キャラ弁は子供向けですし作るにも根気が要りますが、キャラ弁を作るためのグッズはきれいな色のお弁当作りに役立ちます。カラフルな仕切りや、キャラクターのついたピックは、それだけでお弁当が華やかになります。
レースのシリコン製バラン
バランはおかずの仕切りとして挟むだけなので簡単に使えます。
パンダのピック
動物のお弁当グッズは楽しいお弁当になるので、子供が喜んでくれます。
簡単便利なお弁当グッズを使って、お弁当を華やかに仕上げたいですね。
大人や男性向けのお弁当グッズ
とはいえ、大人や男性向けにかわいらしいピックを使うのはためらわれますね。しかしおかずカップなら自然です。今は和風柄のおかずカップも販売されていますから、中年以降のお父さんにも使ってもらえますよ。
野菜のシリコン製バラン
このバランはレタスや葉っぱの形なので男女問わずお弁当に使えます。お寿司に入っているようなバランよりもデザインが自然で、口コミでも高評価です。
こういったレタスやにんじん風デザインのカップは、色が野菜の色ですから、使いやすいものです。
おかず選びのコツ
お弁当に詰めるおかずは何を入れますか?食卓での食事とは違って、お弁当にはお弁当向きのおかずや味付けのコツがあります。彩りで食欲を増進+おいしい味付けのお弁当は、誰でもうれしいものです。
味の変化を作る
お弁当に入れるおかずの味付けにバリエーションをつけましょう。醤油味などの煮物ばかりでなく、甘めの玉子焼きや辛味の効いたキンピラゴボウなどで味に変化をつけると食が進みます。
電子レンジが使えれば温められますが、お弁当は冷めた状態で食べることが多いものです。冷めた状態なら、通常よりも少し濃い目の味付けの方が食べやすくなります。
調理方法に変化を
炒め物、煮物、和え物など、調理方法を変えると食感が変わります。お弁当箱の中に様々な食感があるとメリハリが出て、飽きずに食べ進めることができます。
おかずレパートリーを増やす
これが一番難しいのですが、毎日変わったおかずだと、家族に喜んでお弁当を食べてもらえることが多いですね。しかしお弁当作りが毎日だと、どうしても同じようなおかずになってしまいがちです。
もし前日のおかずをお弁当に活用するのなら、そのままお弁当に詰めずに、違った形のおかずに生まれ変わらせるとよいでしょう。例えば、ゆうべのポテトサラダを餃子の皮に包んで揚げて、ポテサラ餃子をお弁当のおかずにします。煮物を刻んで卵焼きに混ぜ込むのも味付け不要で簡単ですし、栄養価も高まります。
時には料理本やレシピサイトを参考にしてみたり、冷凍食品を一品足してみたり、自分なりに工夫をしてみましょう。意外なヒントが隠れているかもしれませんよ。
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