日本茶の保存方法を調べてみた
おいしい緑茶を買ったのですが、そういえば私は正しい緑茶の保存方法を知らない・・・!緑茶の保存法について調べてみました。
おいしい緑茶を買ったよ
日本茶は好きだけど、飲む頻度はそんなに高くない我が家。今まではもらいものの、消費期限の過ぎた日本茶が余っていました。ちまちま飲んでいたのだけど、ついにそのストックもなくなっちゃった!
新たに買った日本茶は、父のリクエストでちょっと高めのものです。
実際に飲んでみると、渋さが少なく、やさしいお味。今まで飲んでいた緑茶よりも、香りがいいような気もします。
そして開封した後に気付くのです。
そう言えば、正しいお茶の保存方法って知らないや・・・
お茶の消費期限
日本茶にも消費期限があります。
でもナマモノではないので、消費期限が過ぎてもすぐに使えなくなるわけではありませんが
- 味が落ちる
- 香りが落ちる
というデメリットがあります。
しかし最近のお茶は真空パック包装になっているものが多いので、開封するまではそれほど風味には影響は少ないのではないかと思います。
ちなみに私が先日購入した緑茶も真空パックでしたが、消費期限は1年後となっていました。
開封後の保存期間
真空パックの状態なら、多少消費期限を超えても特に問題ないかと私は思っています。
しかし開封後はどうなの?
私が購入した緑茶には「開封後は速やかにお召し上がりください」と書かれていました。「速やかに」・・・イマイチわかりませんね。
ネットで調べてみたところ、開封後は2週間程度で使い切るのが理想とされています。思ったよりも早い・・・!
お茶の保存方法
新しいお茶を開封した時、父が「冷蔵庫で保存した方がいいんじゃない?」と言ってきました。
でもね、私、知ってる。ネットで調べたから知ってる。
お茶を冷蔵庫で保存すると、お茶を出し入れする度に劣化するんだって・・・!
冷蔵庫から出した時、外気との温度差で露が発生して、湿気を吸ってしまうんですって。
お茶の保存には冷暗所が適していると言います。しかし冷蔵庫はお茶の保存には不向き、と。
ではどう保存するのがいいのか。
常温で、茶筒で保存するのがいいみたい。
パール金属 茶筒 ステンレス 茶葉 保存 容器 茶々々 H-1622
茶筒、使ってますか?
我が家では使っていません。以前は使っていたんだけど、引っ越しした時に処分しちゃいました・・・
茶筒のココがいい!
子供の頃、わざわざ茶筒に茶葉を移し替える意味がわかりませんでした。
だって、元々袋に入っているのに移し替えるのって、手間じゃない?
でも昔からある道具というだけあって、茶筒を使う理由はきちんとありました。
- 光を遮る
- 酸素にふれる面積が少ない
お茶は酸素や光が苦手。茶筒は酸素にあたる面積が狭く、苦手な光をシャットダウンしてくれる理想的な保存容器なんですって!
密封という点ではタッパーでも同じだと思うのですが、光を透かしてしまうのがマイナスポイント。
茶筒はお茶の保存に適した容器だったのですね。
購入時の袋で保存するのはアリ?
さて、茶筒のよさはわかったのですが・・・我が家に茶筒はありません。
特別高いものというわけでもないから買ってもいいんだけど、保管に場所を取るイメージがあります。
開封した茶葉をどう保管しているかというと、最初に入っていた袋のままです。
調べてみたところ、購入時の袋のままで保存するのは別に問題なさそう。わざわざ茶筒に移し替えなくても
- 袋から空気を抜く
- 冷暗所に保管する
ということを守れば、問題はなさそうです。
古くなった茶葉はほうじ茶にする
我が家は元々、日本茶を飲む機会が少ないです。
「開封後1ヶ月程度で飲み切るのが理想」と言われても、結構しんどいです。全然減っていきません。
古くなった緑茶は、フライパンや土鍋で炒ることでほうじ茶にすることができるそうです。
- フライパンに茶葉を入れ、中火にかける
- 茶葉が茶色っぽくなってきたら、茶葉を混ぜる
- 白い煙が出てきたら、弱火に変更
- 全体的に茶色になればOK
- フライパンからボウルに移して、冷ます
結構簡単にできそうです!
個人的にほうじ茶はあまり好きではないのですが、たまに飲みたい気分もあります。自宅で手軽に作れると思うと、興味が出ますね!
古くなった茶葉の他の活用方法
古くなった茶葉はほうじ茶にする、というのを多く見かけました。
でも飲めないくらいに古くなった茶葉は、捨てるしかない・・・と思いきや
- 入浴剤
- 脱臭剤
- まな板の殺菌
- 染め物
などにも使えるそうです。
入浴剤
お茶パックやガーゼに包んで、浴槽に入れるだけ。
- 保湿効果
- お肌ツヤツヤ
- といった嬉しい効果があるそうです。
市販の入浴剤が苦手な人でも試しやすいですね!
脱臭剤
日本茶が匂い移りしやすく、吸湿性が高いという性質を逆手に取って、脱臭剤に使うのだそうです。
入浴剤と同じく袋に詰めて、冷蔵庫や靴箱などに入れておくと効果を発揮してくれます。
これも手軽に試せますね。
まな板の殺菌
お茶に含まれるカテキンには、殺菌効果があります。
いつも通りに急須でお茶を淹れて、まな板にかけるだけ。かけ終わったら水分を拭き取ります。
カテキンで殺菌してくれるだけでなく、イヤなニオイも除去してくれるそうですよ!
お茶は必要量ずつ買う
古くなった茶葉にも活用方法があることがわかりました。市販の脱臭剤のニオイは苦手なので、茶葉で作る脱臭剤は気になります。
でも理想としては、やっぱり、おいしいうちに茶葉を使いきってしまいたいですね。
お茶にも消費期限があって、開封すると味が落ちてしまいます。そう思うと茶葉はまとめて購入するよりも、必要量ずつを購入するのがよさそうです。
自宅用のお茶を購入する時、同じ茶葉でも100g入りと200g入りが販売されていました。味見という意味で100g入りを購入したのですが、消費期限的にも100g入りを購入して正解だったみたいですね!
大入りの方がお値打ちな場合もありますが、使いきれる量で購入するようにしていこうと思います。
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