升半で一番高級な煎茶を買ってみた
名古屋で老舗のお茶屋さん、「升半茶店」で一番お値段の高い煎茶を購入しました。以前購入した煎茶と比べて違いがあるのか、気になります!
おいしい日本茶とは
我が家は日本茶の消費ペースの遅いので、今まではいただきものの、しかも賞味期限の切れた日本茶をのんびり飲んでいました。
しかしいただきもののお茶ストックもなくなり、初めて自分で煎茶を購入したのが先々月。
今まで自分でお茶を選んで買ったことがなかったので、店員さんに値段によってどう違うのかを質問しながら購入しました。
店員さんの話によると、一般的に値段の高いお茶の方が渋みが少なく、甘みを感じやすいそうです。しかし渋みのあるお茶が好きな方なら、お値段が手軽なお茶の方が好みだったりするのです。
ようするに、日本茶の味の好みは人それぞれ。値段が高ければいいとは言い切れないのです。
私はちょっと渋みのあるお茶が好きなので、一番いいお茶・・・のひとつ下のお値段のものを購入しました。
今まで飲んでいた日本茶よりも、香りがよく、おいしく感じました。
更においしい日本茶を求めて
父は「高い=おいしい」と常に信じています。
先々月に購入した日本茶の残りが減ってきたので、新しいのを購入する時に「せっかくだから一番高いの買おう!」と父が言い出しました。
えぇ〜、お客さんが来る予定もないのに、そんな贅沢な!
・・・とは思ったものの、私も高級な日本茶がどのようなものか気になります。
升半で一番高級な煎茶
ということで、前回と同じく升半にて購入してきました。
松濤(しょうとう)という品名で、100g2,160円です。
この、松濤を購入する時に飲ませてもらった、秋限定の「蔵出し煎茶」がとてもおいしかったです。思わず蔵出し煎茶を買うか一瞬迷いましたが、今回は高級な煎茶を買うお使いだから断念。
蔵出し煎茶は値段的には手頃なので、単純にお店の方の淹れるお茶がおいしいという気もします。
前回に買ったお茶と比較してみよう
一番高級な煎茶を購入してきましたが、実は先々月に購入したお茶もまだ残っています。
せっかくなので、茶葉の比較をしてみました。
左側が今回購入した高級な茶葉、右側が前回購入したワンランク下の茶葉です。
何となくだけど、今回購入した茶葉の方が、葉が長い気がします。前回購入した茶葉は、もう残り僅かだから茶葉が細かいのばっかりになってるだけ??
でも、開封した時に絶対的確信を持って感じたことがあります。
香りが違う・・・!
前回も開封した時に「あ〜、いい香り!」と思ったけど、今回はもっと濃厚な香りがしました!お茶屋さんにいる時に感じる香りです。すごくいい!
包装は前回購入したものと同じで、真空パックになっています。なので包装の問題ではありません。単純に今回購入したお茶の香りが高いのだと思います。
実際に飲んでみた
高級な煎茶の香りのよさに驚きましたが、ニオイばかり楽しんでいても仕方ありません。
実際に淹れてみました。
おいしいお茶の入れ方については、以前勉強しました!
おいしい日本茶を淹れるコツは
- いい茶葉を使うこと
は、もちろん、
- お湯の温度
- 茶葉の量
も重要なポイント。
一杯分の茶葉の目安はティースプーン一杯分。お湯の温度は70〜80℃くらいです。
本来なら急須を使ってお茶を入れたいところですが、一杯分だと我が家の急須は茶葉が浸らなくて使えないんですよね・・・
ということで、乱暴に湯のみで直接淹れます!
自分でもひどい淹れ方だとはわかっているんだけど、前回はこれでうまくできたんですよ!
1分ほど蒸らすと、茶葉がしっかり開いていることが確認できました。
完成です。
湯のみに直で淹れると、粉が底に落ちちゃうのがちょっとね・・・まぁ手抜きで淹れてるから仕方ないのだけど。
高級な日本茶の味
さて、適当に湯のみを使いながらも、温度や茶葉の量には注意していれたお茶の味は・・・
やはり香りがいい!THE・日本茶という香りです!
味はというと・・・ちょっと茶葉が少なかったような気がします・・・。味が薄いような??
でも以前、升半の店員さんに聞いた「お値段が安いお茶の方が渋みが強い」ということ考えると、渋みがないから味を感じにくいということかもしれません。
「高級なお茶だー!」と思って飲んでいるから普段よりおいしい気はしますが、私的には多分、前回購入したワンランク下のお茶の方が好みのような気がします。日本茶らしい香りも感じられて、渋みもある。
ちなみに高級茶を購入することを薦めてきた父は、日本茶は薄めが好みのようです。私が気合いを入れて適量分の茶葉を使って淹れるお茶は、味が濃くて好みではないようです。なので、今回購入した高級茶葉も味うんぬんには特に感想がないみたいです。
そんなんなら別に高級茶を買う必要、なくない?・・・と思いつつ、私は私の好みの日本茶を追求していきたいなと思っています。
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